「はじレズ!」レポート!一夜限りの貴重すぎる対談を体験しました!

 

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「はじレズ!」レポート!一夜限りの貴重すぎる対談を体験しました!

2018.07.01




皆さんこんにちは!ライターの結結子(@yuyukokkochanです!

今回のコラムでは6月23日に名古屋市栄にある特殊書店「ビブリオマニア」を会場として行われたイベント「はじレズ!」のレポートをお届けします!

「はじレズ!」はレズっ娘クラブご利用ガイド『はじめてのレズ風俗』刊行記念イベントです。ちなみにレズっ娘クラブは有名漫画『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の舞台となったレズ風俗店。

このレズ風俗である”レズっ娘クラブ”と”レズ鑑賞クラブティアラ”の代表でもある御坊(おぼう)さんと、スタッフでもあり昭和遺産ラブホテルを研究している逢根あまみさん、「はじレズ!」のDMデザインを担当し自身もアーティストとして活動しているよいまつりさんによる一夜限りのあんな話やこんな話を伺ってきました。その概要をぜひ、皆様もご堪能ください!


 

まずは会場へ!



6月23日は土曜日で、その日あいにく午前中は雨でしたが、午後からは晴れてきたため会場となるビブリオマニアへ向かうときも雨には濡れませんでした。ビブリオマニアは「特殊書店」と銘打っているようにマニアックな書籍が並べられているのですが、その一角のスペースに椅子を並べ、スクリーンを垂らした部分を会場としていました。ビブリオマニアの放つアングラな空気が「秘め事」感を醸し出し、さらに照明を落として最高潮、といったところでした。
 
18時30分にオープンのため一番に並び、先着順で配布されるポケットテンガをゲット。会場内は大半が女性でした。代表、御坊さんは気さくな男性といった感じで、あまみさん、よいまつりさんは軽快な関西弁で進行をしていました。時間も19時となりいよいよ「はじレズ!」スタートです。


 

レズ風俗って?


まず私は、御坊さんの言うレズ風俗の「レズ」は「LGBT的な意味ではなく、アダルトな意味でのレズ」というのが印象的でした。アダルトな意味のレズというのはつまり、アダルトビデオや成年漫画で女の子同士が性的に絡んだり……といった「商業的」なものという意味だと解釈しています。

 

 

実際、レズっ娘クラブを利用するお客様の大半は「女性との経験人数はゼロ!」という人が多いということです。しかし、もちろん女性と経験した上でレズっ娘クラブを利用するお客様もいます。そして、パートナーも「今はいない」という方が多いとのこと……つまり、男性と同じように女性も欲求を解消できる、ただし相手は女性というのがこの「レズ風俗」なのですね。
 
レズっ娘クラブを利用する女性の中には、夫がいるけれどレズ風俗を利用したという女性もいるそうです。さらには、夫に「了承」を取って利用する方もいるとか。そのあたりはなかなか複雑そうでした……!



 

西日本初のレズ風俗店



御坊さんは西日本で初めてレズ風俗をオープンした方です。しかし、何事も初挑戦というのは苦難がつきもので、その苦労は並のものではありませんでした。その軌跡は御坊さんが執筆した「すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない。」(すべレズ)にて詳しく書かれています。
 
この「はじレズ!」でも言及されていましたが、やはりトラブルはあるようです。同業者に『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の舞台となったのは私のお店です!と虚偽の広告を出されたり、掲示板にて根も葉もない噂を流されたり、極めつけはこの「はじレズ!」開催前にも他店でトラブルがあった話を聞くなど……。この部分を御坊さんが話している際は、レズ風俗だけでなく風俗業界全体の闇を見てしまった気持ちでした。


 

すべての女性に


「風俗店」というと「なんだかいかがわしい……」というイメージを持つ方も多いですが、性的な欲求は、性を問わず誰にでもあっておかしくないものです。男性のための風俗店は全国各地にありますが「女性のための」となると少ないのが現状です。
 
「レズっ娘クラブ」は、創業11年という、風俗店の中では老舗といっても過言ではない店舗です。働いているキャストさんの中には、オープン時から働いているキャストさんもいるといいます。そこまで続いている秘訣は、やはりお客様とキャストの皆さんを大事にしている気持ちゆえでしょう。
 
「はじレズ!」内の質問タイムで御坊さんは、あまみさんとよいまつりさんと一緒に、集まった質問に丁寧に答えていました。質問の中には、お客様がレズ風俗を利用するのにあたり不安に思っていることが多く、最終的には9時半と、時間をオーバーしても答えていたのが印象的でした。


 

おわりに



私自身もビアンということで今回の「はじレズ!」に参加してみて、「レズっ娘クラブ」が提供しているのはあくまで「肉体的」なサービスであるということがよく実感できたイベントでした。これがLGBTとなると、精神や愛情など、内面で女性を求めるということも強くなるのだと私は思います。
 
女性が女性を肉体的に求めるのは全く恥ずかしいことではないし、むしろ、これをサービスとして今も続けている御坊さんを尊敬します。経営当初は非常に悪戦苦闘し、自分が食べるぶんにも困っていたということですが、今はそのようなことはないということで安心しました。あまみさんとよいまつりさんにもその点を心配されていて、愛されている代表だなと感じました。これからも、ぜひ御坊さんにはすべての女性のためにレズ風俗を経営し続けて頂きたいです。
                                       


▼レズっ娘クラブ HP
http://www.lesbian.jp

▼はじめてのレズ風俗
http://shikaku.ocnk.net/product/1873
 

▼関連書籍  
さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

Posted at 2018.6.29

  • 永田カビ
  • イースト・プレス

 


 

WRITERこの記事の投稿者

結結子

虹色ゆゆコラムR

LGBTのLライター。自身のブログ「にじいろゆゆコラム」ではLGBT当事者に役立つ情報を発信するべく日々更新している。


   
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