1.どのようにレズビアンが子どもを持つに至ったのか

 

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1.どのようにレズビアンが子どもを持つに至ったのか

2018.03.23
 

 

はじめまして!よっしぃです!
彼女と、彼女の子ども3人と暮らしている私(よっしぃ)の生活についてお伝えしていきます。
 

あっという間のビアン歴15年


私がビアンではないかと気づいたのは、中学1年生の夏頃でした。
バレー部のキャプテンと体育祭の時に出会い、ご飯が喉を通らなくなるくらい大好きになってしまいました……いわゆる初恋です!その方に気持ちなんか伝えることなんて出来ずに終わりましたが、今でもあの時の恋のパワーはすごかったなーと自分でも感じます。
 
月日は流れ、専門学校に入学した年です。私に人生初めての恋人ができました。その恋人は「男」ではなく、「女」でした。(同じクラスで親友でしたが、告白され付き合うように……)
 
それをきっかけに、私はこの世界にどっぷり浸かり、もう約15年が経ちました。
 
この15年の間、一度も子持ちの方とお付き合いなんてしたことがありませんでした。
 
20代前半の頃は、正直にいうと子どもがいるビアンに偏見をもっていた気がします。
男と結婚して、子どもがいて、さらに女と付き合うなんて贅沢すぎるし、そんなのありえない!」と批判的な考え方があの頃はありました。
 
まさか私が子持ちの女の人と付き合うなんて自分自身もびっくりしています。
 
 

子持ちの彼女は完全なるノンケだったが……


私が働いていた職場にパートで彼女は入職してきました。
 
所属が違うので直接話したことはありませんでしたが、会社の飲み会で話す機会があり、彼女が三人の子どもを一人で育てているシングルマザーであることを知りました。同い年でもあり、すぐに意気投合しました。
 
それから半年後、初めて子どもたちを含めて遊びに行った時でした。
「この人ともし付き合ったらどんな感じなのだろう……(ビアンあるあるw)」と考えた時に、「……ありかも」と感じたのです。
 
その翌日、私は彼女に自分のことをカムし、それと同時に母として、女性として魅力があるということをメールで伝えました。私は「偏見なんてないよ。魅力あるって言ってくれてありがとう!」というようなあっさりとした答えが返ってくると想定していました。
 
しかし彼女のメールは長文で、真剣でホットな内容でした。
端的に説明すると、彼女は「私、あなたがパートナーならいいな、家族ならいいなって実は考えていたよ」と。
 
ビアンの私にとっては、こんな内容が返ってくるなんて想定もしていなかったので、衝撃が走りました。ノンケなのに、いやノンケだからこそ、一人間として私を受け入れてくれたのだと感じた瞬間でした。
 
そこから私たちは急速に距離が縮まっていきました。


 

彼女と2人時間なんてほぼ無い!?子どもが居ることで良いこと、悪いこと


子どもがいることで「良い事」もあれば「悪い事」もあります。
 

●良い事

・独身では味わえない経験ができる
残念ながら今の日本では同性間の間で子どもを持つことが不可能に近く、大好きな彼女の遺伝子を残すためには莫大な費用がかかってしまいます。彼女に子どもがいる事は半分彼女の遺伝子が入っていることになり、とても愛おしい存在になります。また子どもの成長と共にライフステージにも変化があり、入学式、卒業式などライフイベントがあるのも独身では味わえない事です。
 
・子どもと手を繋ぎながら、女性の大人2人が仲良くしていてもビアンとは思われない
子どもがいる事でカモフラージュになることがあります。……が、もしかしたらバレているかも?!
 

●悪い事

・二人の時間が作れない
特に子どもが小さい時は二人の時間はほとんどありません。また実家が近ければ子どもを預けて遊びに行けますが、遠方であればなかなか大人2人の自由な時間はありません。
 
・恋人同士を通り越して、家族になるのでドキドキが軽減してしまう
恋人という関係よりも家族になってしまうので、ドキドキがなくなります。
 
悪い事は逆に良いことにも繋がります。
子どもが居ない時間を有効的に活用できますし、二人の関係性をより濃厚なものにさせます。
 

周りの反応って実際どうなの?!


どうしても周囲としては「ママのお友達」「ママや子どものお手伝いしてくれるいい人」として、認識されています。私の場合は保育園にもお迎えに行きますが、保育園の先生、ママ友とも友好な関係性を作れています。
 
私は中性なので、FTMという自覚も、フェムっていうフェムの自覚もないので、子どもたちの「パパ」になる気もなければ、「ママ」になる気も最初からありません。
 
しかし、そんな中途半端な自分の位置が私を時々苦しめる時があります。いくら子どもたちに愛を注いでも「ママの友達」でしか居れないからです。
 
しかし、それに目を向けていても何も解決されません。なので、私はこう考えるようにしました。
 
子どもたち目線からの評価ではなく、彼女からの目線で、自分はどう映るのか。
 
子どもたちに無償の愛を注ぐことで、子どもにも大事なことを伝えることができるのではないかと考えるようになりました。
 
 

まとめ


彼女と付き合ってまだ2年ですが、同棲し、子ども達と共に生活をしています。色々と考えさせられることが多いですし、悩むことも多くあります。
 
このような家族は今後ますます増えていくと思います。
家族が安全に、平和に過ごせるように、まずは自分達がキラキラと輝いていけるように、情報を提供し合い、共有していくことが大切だと思います。
 
 

WRITERこの記事の投稿者

Y

彼女と私+子ども

現在3人の子供を持つノンケだった女性と職場で出会い、意気投合。現在、大人の女性2人+子供3人の5人でセクマイ家族として日々慌ただしく生活している。

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