初めての同性への告白の結末(後編)

 

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2019.02.08
こんにちは。

2月でいよいよ寒くなってきましたね。
すずこの職場では、インフルエンザ等が大流行です。予防接種はしたけど、かかりたくないですよね。
周りに潜伏期間の人がいるとなかなか気をつけても難しいこともありますが、手洗いうがい等出来ることはしっかりやろうと思います。



さて、前回の続きです。
勢いで告白し、向こうからお誘いがありササミさんとのレストランデート後編!!

ササミさんの返事



サ「好きって言ってくれたよね。そっちから言ってくれたみたいになっちゃったけど、本当は違うんだよ。」

サ「異動になること、直接言おうと思って。この前の日曜、声かけようとしてたんだ。でもタイミング逃しちゃって……。気づいたらすずこさん帰っちゃってて。
本当は、その時に異動になること、好きだってことを伝えようとしていたんだ。」

す「ええええええ、両想いですか……!?全然脈なしだと思ってましたよ」

サ「じゃなかったら今日こうして食事誘わないよ(笑)今転勤前で、忙しいんだから。」

前に好きですと伝えたとき(勇気を出して好きと伝えるが伝わらない 参照)に、ちゃんと気持ちは伝わっていたこと。
レッスンに参加していないと、ちょっと寂しく思ってくれていたこと。
すずこに彼氏がいる、と思っていたこと。

色々話して、なんか本当夢のようでした。

す「でも、全然そんな気配しなかったですよ。最近つらくて、ずっと諦めようと思ってて……」

サ「いや結構構ってたじゃん(笑)(※確かに時々声はかけてくれていた。でもササミさんとの関係性からしてファンサービスだと思っていました)それに、あんまり構って他のお客さんからすずこさんに何かあっても嫌だしと思って。」

アイドルか。




 

同性と付き合うということ、心の葛藤



楽しい時間はあっという間、食事を終え駅まで送ってもらいました。
しかも手を繋ぎながら!!!
歩きながら「付き合ってください」と言うも

サ「今が良ければいい、じゃだめなんだよ。よく考えて。」

と言われてしまいました。
すずこだって10代じゃないのだし、年上の同性と気軽に付き合おうなんて思っていません。
脈のない同性を思い続けるなんてもうやめよう、と何度も思いましたが諦められなくて、思い続けてきたのだから生半可な気持ちでもありません。

でも、いつかやっぱり異性がいい、と絶対に思わないって今言いきれる自信はない。
一人っ子だから、法的な結婚も、子供も持てない道を選ぶことに親に対して罪悪感もある……。
ビアンの友人が言った、”悪いことしていないのに、恋人の存在を隠したり、恋人の性別を偽ったりする”という一言も頭をよぎる。

まさかササミさんと両想いとは思ってもいなかったので、同性と付き合う、ということをきちんと考えていませんでした。
自分から告白したのだから、言い切るべきなのでしょうが、ササミさんを将来傷つけるかもしれないことを考えると、よく考えて、という言葉に即答できず……。

ホームまで送ってもらい、電車が来る前に
す「わたし、やっぱりササミさんが本当にすきです。結婚願望ないし法的に結婚できなくても構わない。海外で2人でドレス着て、式だけあげようよ。」

付き合うことすら考えていなかったのに、パニックで結婚式の話まで飛躍。
半泣きで伝えるも、ササミさんにやってきた電車に押し込まれ、
サ「またね。おやすみ。」
と言われドアが閉まりました。

それから、帰りの電車の中でメールで短いやり取りをしてデートは終了。



その後はスポーツクラブでササミさんの転勤が正式に発表され、今まで以上にササミさんレッスンは大人気で、話しかける隙もなくなってしまいました。

また食事したいけど、忙しいだろうし……。
ヤキモキしているうちに、ササミさんの最終出勤日。
仕事終わるの待っていようか、と思ったのですが、スタッフさんと打ち上げあるかなぁ、と結局プライベートでは会えずじまい。

ラストレッスンがすごく楽しかったので、お礼のメールをしました。
(ササミさんからは深夜に返事がありました)

そして新勤務先へササミさんが赴任の日、不安なのかものすごく連絡が(笑)
なんだか頼られている気がしてすごく嬉しくて、その日はずっとニヤニヤしながら1日中ササミさんと連絡を取り合っていました。

でも新勤務先へももちろん何十回も会いに行きましたが、忙しそうでレッスン終わったらすぐに帰るしかできず。
頃合いを見て、また食事に誘ってみましたがやっぱりスルーされてしまいました。

そしてやはり遠いので段々通えなくなり、わたしだけが勘違いして通い詰めているような現状にも嫌気がさし、そのクラブを退会してササミさんへの気持ちは諦めました。
尻切れトンボのような結末になってしまいましたが、段々とササミさんがわたしから気持ちがなくなっていくのがわかったので、退会を決意しました。
 

結局のところ



ササミさんの本音はわかりませんが、よく考えて、と言われたあのとき即答できなかったわたしに幻滅したのだと思います。
当時はすごく悲しくて、後悔して、両想いだったのにどうして、と沢山泣きましたが、これで良かったんだな、と今では思えます。

同性うんぬんの前に、ササミさんとわたしでは休みも合わないし、生活時間帯もズレています。多分、お付き合いできても同性同士という問題の前に、そもそも続かなかったであろうと思います。
人気者すぎて、わたし絶対ヤキモチ焼くと思うし……。

初めて同性を好きになって、色々思い悩んだけれど、本当の意味で視野が広がって、世界のLGBT問題にも敏感になって、わたしの人生の中で意味のある恋だったと思います。
恋は成就しなかったけれど、人間として一回りでっかくなった気がします!

今になっての負け惜しみですが!!!

これにてササミさんとのエピソード編は終了です。
当時を振り返りながら書いていたら、今回の最終回はだらだらと長くなってしまいました。
長文お読みいただき、ありがとうございました!

 

WRITERこの記事の投稿者

すずこ


20代後半のバイセクシャル。綺麗なお姉さんも可愛い子も大好き。
着物の着付けができるよう、奮闘中。

10年後でも100年後でも、いつか日本でも同性婚が認められることを夢みています。

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