美術館で見つけた第三の性別の選択肢

 

TOPICSトピックス

美術館で見つけた第三の性別の選択肢

2017.11.20


こんにちは、最近急に1月並みの寒さになり、マフラーが手放せなくなってきました。

都内にある美術館に行ってきたのですが、そこで記入したアンケートがとても興味深かったので、写真と共にご紹介したいと思います。


 

美術館のアンケートと"3.その他"

 


先週末、東京の三菱一号美術館で行われている「パリ♥グラフィック~ロートレックとアートになった版画・ポスター展~」を見に行ってきました。フランスの商業ポスターや絵画を鑑賞して、出口にアンケート用紙があり、そこで感想を書こうと紙を手にした私。


その瞬間、アンテナが即座に反応。

なんと、日本ではまだまだ珍しい、「第三の性」が書いてあったのです。
 



見て分かるように、"男""女"の隣に"その他"という性別が書かれていました。

"男"も"女"も選びたくない人、どちらも選べない人のために配慮がなされているアンケートですよね。


 

ドイツと第三の性別


また、最近ドイツでは自分のことを男性でも女性でもないと思っている人が、"第三の性"(「inter/diverse(中間/多様)」)に登録されている性別を変更したいと裁判を行い、その結果が出ました。
 
この人は染色体分析では男女のどちらでもないと判断されており、インターセックスの方だったそうです。

 


【ベルリン共同】ドイツで生まれつきの性別に違和感を持つ原告が、役所に登録されている性別を男性でも女性でもない「第三の性」に変更することを認めるよう求めた訴訟で、ドイツ連邦憲法裁判所は8日までに「第三の性」を認めるための法改正を2018年末までに実施するよう国に命じた。

ドイツのメディアによると「第三の性」はオーストラリアやインドなどで認められている。ドイツ政府は憲法裁の決定を受け、法改正に前向きな姿勢を示しており、ドイツでも法的に認められる見通しになった。

出典:東京新聞「ドイツ「第三の性」容認へ 憲法裁命令、来年末までに」
  

ドイツでは、2013年から身体的な特徴が男女の両方に当てはまる子どもに対して、親が出生証明書の性別欄を空白にして出すことを許可しています。同性婚も可能になり、ますますLGBTの権利が拡大しています。

また、デンマーク、マルタ、アイルランドとノルウェーでは、医療証明なしに性別を自分自身で決定できるそうです。

 

まとめ


日本ではまだまだ見ない第三の性。

今回の美術館のように、ちょっとずつ、私たちの知らないところで変わっているのかもしれません。


 

WRITERこの記事の投稿者

さのう

LGBTニュース深堀り!
スーパーアライへの道

海外旅行が趣味で、世界中のプライドパレードに参加してみたい!

他の記事を見る