6.「恋愛的アプローチ」って何?

 

TOPICSトピックス

2018.04.15
 



  みなさんこんにちは。ヲタクレズビアンのレロ@rero70)です。
 
 前回の記事では、「脈がある」って何?というテーマを考えてみました。
 脈というのは『恋愛』という文脈に持ち込むことができる可能性のあるなし」なのでしょうが、それってそんなに簡単に判断できるものなのだろうかというところから考え始めました。
 最終的には、恋愛に慣れている人たちはどんな友人関係も、そのあと適切に「恋愛的アプローチ」を行えさえすれば、恋愛文脈に持ち込める可能性があるものだと考えているのかもしれないという推測を行いました。そして、そうだとすれば、最初から「脈ナシ」である友人関係なんて、世の中に存在しないのかもしれないという大胆な仮説を立てました(「実際に恋愛文脈に持ち込もうとしてみたら、うまくいかなかった」というケースは除いています。あくまでも、「最初から『脈ナシ』だと完全に決まっている友人関係はない」という趣旨です)。
 
 今回は、その肝心な「恋愛的アプローチ」とは何なのかいったい具体的に何をすればいいのかについて、考えてみたいと思います。
 
 
 

「とりあえずご飯行けばいいじゃん!」の罠

 
 私が「どうやって恋愛的アプローチをすればいいかわからない」と言うと、多くの人から「とりあえずご飯行けばいいじゃん!」と言われます。
 いや、待ってほしい。行ってどうするのかが問題なんだ!
 私だって、ご飯にぐらい誘えます。というか、元気な時はわりとほいほい人を誘っていろんな人とご飯に行きます。その中でいろいろな話をして、「面白そうな人だな、もっと話してみたい」と思ってもらうのはまあまあ得意だとすら自負しています。
 
 しかしですね、このままでは、「友達」のままではないですか!
 人によっては、「短期間でご飯に行く回数を増やすのはどう?」と言います。そこで、特定の相手と短期間でご飯に行く回数を増やしてみたこともあります。しかしやっぱり、どうしても「友達」のままになってしまうのです。「すごく仲のいい友達」になってしまう
 いろんな人にこの件を相談してみると、「それはレロが恋愛的好意(ないしは下心)を持っているように見えないからなんじゃないか」と言われる。いや、そんなこと言われましても、だからその「恋愛的好意」とやらをどうやったら気持ち悪くなく示せるのかが問題なのですよ…。生まれた時からずっと問題なのです。
 
 

「恋愛についての話」は諸刃の剣らしい


 
 恋愛的アプローチだと相手に示すためには「恋愛についての話をしてみるといい」という提案もよく受けます。
 しかし、どうも、「恋愛についての話」は諸刃の剣のようです。
 どういうことかと言うと、私は実際に恋愛についての話をしてみたことが何度もありますが、いずれの場合も相手に「ここまで心を開いて、ざっくばらんに恋愛相談をしてくるんだから、私は恋愛対象外なんだよね」と思わせてしまってきたようなのです。
 どうやら、「恋愛についての話」をするにしても、真剣でガチな恋愛相談はしてはいけないみたいです。もう少しカジュアルに、恋愛相談ではない恋愛の話、例えば自分の恋愛におけるタイプ、自分の過去の恋愛、相手の過去の恋愛、相手のタイプなどについての話をすると、いいみたいです。何がいいのか私にはいまいち掴みかねるのですが、どうやら、こういう話をすると、相手は「自分は恋愛対象内なのだ」と思うらしい(なんでだろう?)。
 他にも、「○○ちゃんが彼女だったらよかったのに〜」と言ったりするのもいいらしいです。そして、こういう発言をすることを人は「探りを入れる」「カマをかける」などと言うらしい。ど、どういうことなんでしょう…。「○○ちゃんが彼女だったらよかったのに〜」に対して、どんな反応がどう来たら、「なかなかいい感じ」だと判断できるのでしょうか。「えー、彼女になってもいいよ?」とか?そんなこと言う人いるのか…?
 どうも、この、「探りを入れる/探りに答える」「カマをかける/かけられる」というコミュニケーションスタイルに習熟しないと、「恋愛的アプローチ」をスムーズに行うことはできないみたいです…。たぶん、探りの入れ方と答え方にある程度パターンや型があるのでしょうから、それを分析すればどうにかこのカマかけコミュニケーションに適応できるようになるのかもしれませんが…。難しいなあ。
 

 

デートスポットに行けばどうにかなる、のか…?


 そのほか、私がアドバイスされたことがあるのは、「恋愛的に特別なところ(デートスポット)に一緒に行く」「記念日を一緒に過ごす」などです。これらの行為は、関係性を恋愛文脈に転換させやすいらしいです。どうやら。
 しかし、ここでまず一つ難しいのが、一般的に「デートスポット」とされているところと、自分にとって「特別」かどうかの認識が食い違っている場合があることです。例えば、東京ディズニーリゾートは「デートスポット」の一つらしいのですが、私にとっては日常的にいろんな人を連れて行って話をする場所です。
 それから、たとえ「一般的」なデートスポットの認識に合わせて、一般的デートスポットで一緒に時間を過ごしたとしても、私の場合それはしばしば「茶番デート」になってしまいます。「友達」とあえて「デートスポット」に行って、リア充たちを尻目に思いっきりその場を楽しむ、みたいな設定になってしまうのです。
 「記念日を一緒に過ごす」も、私は誕生日をよく親友や本当に心を許せる数人の友達と過ごしますが、それが「恋愛」文脈に滑り込んで行く可能性があると思ったことはないです。たぶん、もし恋愛に持って行きたいならば、単に「一緒に過ごす」だけじゃなくて、そこで何か恋愛文脈になるような物事を起こさなければならないのかもしれないのですが、実際何をしたらいいのかまるでわからないです…。
 

 

みなさん、「恋愛アプローチ」の他の具体的な例を教えてください!

 
 うーん、今回はただ私の悩む過程を文章にあらわしただけで、結論らしきものがまったくなくて申し訳ないのですが、やっぱり、「脈あり」にするための「恋愛的アプローチ」って、本当に本当に難しいなと思います。
 ぜひ、Twitterのリプライ等で、みなさんが実際に行っている、または友達から聞きかじった「恋愛的アプローチ」の方法を教えてもらえたら嬉しいです。
 たくさんの事例を集積すれば、いつかは私にも実践可能な方法が見つかるかもしれない、と、密かな期待をほんの少しだけ持ちつつ、今回の記事を終えます…。
 
 

 
 

WRITERこの記事の投稿者

レロ

ヲタクレズビアンによる、キラキラしてないLGBTの日常

恋愛に苦手意識を持つ、ヲタク(ほぼ)レズビアン。でも彼女はいつでも募集中。アイドルや百合漫画以外の趣味は、コーヒー、東京ディズニーリゾート、ドラム・パーカッションなど。
大学院でジェンダー・セクシュアリティの社会学を研究している。現在の主な研究テーマは、メイドカフェにおける女性主体の経験。

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