エマ・ワトソンのトランスジェンダー支援に子どもたちが感謝の絵を贈呈

 

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エマ・ワトソンのトランスジェンダー支援に子どもたちが感謝の絵を贈呈

2018.11.06
『ハリー・ポッター』シリーズで一躍人気となり、最近では『美女と野獣』に出演するなど大きな影響力を持つ女優、エマ・ワトソン。実は彼女はトランスジェンダーの人々の権利を強く支持している人物としても知られています。そんなエマ・ワトソンに、トランスジェンダー当事者の子どもたちから感謝の絵が贈られました。


 

エマ・ワトソンとトランスジェンダー


エマ・ワトソンは女性の社会的地位向上を以前から唱えており、国連の組織"UN Women"の親善大使にも任命されています。そんな彼女は2018年10月18日、“Trans Rights are Human Rights(トランスジェンダーの権利は人としての権利)”と書かれたTシャツを着た姿をSNSに投稿しました。

現在、エマ・ワトソンの出身地イギリスはトランスジェンダーの権利向上のための改革について様々な意見が飛び交っている状況です。そして、エマ・ワトソンのこの投稿に対しても、特にアンチ・トランスジェンダーのフェミニストの人々からたくさんの批判が寄せられ、ネット上の様々なフォーラムでも批判の的になっていました。

ところが数々の批判を吹き飛ばすかのようにエマ・ワトソンのもとに届いたのが、トランスジェンダーの当事者である子どもたちからのお礼の絵画でした。
 

世界中から「ありがとう」


エマ・ワトソンに贈られた絵画は、世界中のトランスジェンダーの子どもたちやその親族から集められ、実際にトランスジェンダーの子どもを持つブロガーのFierceMumによってTwitterでシェアされました。

子どもたちの絵画には、世界中の人々が知っているといっても過言ではない「ハーマイオニー」や『美女と野獣』のキャラクターが描かれているもののほか、感謝の言葉とともに虹が描かれたものもありました。また、自分の家族を紹介する絵を贈った子どももいました。

エマ・ワトソンは子どもたちの絵画に対し、10月22日のSNSの投稿で"#WontBeErased"のハッシュタッグとともに感謝の意を示しました

"#WontBeErased"とは、アメリカのトランプ政権が「性の法的な定義」を変更し、「ジェンダー・アイデンティティの概念」を削除(erase)しようと計画していることに反対するためのハッシュタグです。
 

絵を贈るきっかけ


今回、絵画をシェアするのに活躍したFierceMumは、ネットでの誹謗中傷を考慮して家族のアイデンティティについては触れないようにしていますが、PinkNewsの取材に対して自身の娘が『ハリーポッター』や『美女と野獣』の大ファンであり、エマ・ワトソンがトランスジェンダーの支持を表明した時には子どもがとても興奮していたと答えています。

そして、絵画を贈る経緯について下記のように述べました。

「娘はエマに感謝を伝えたくて…それで娘の描いた絵をシェアしようと思いました。それからトランスジェンダーに関連する世界中のグループにもそのことを伝え、みんな今回のアイデアを気に入ってくれたし、エマに感謝の意を伝えたいという意思も同じく持っていました

「いろんな人々がシェアした絵画を見るだろうとは思っていましたが、エマが子どもたちの絵画を自らシェアしてくれるなんて全く思っていませんでした」

そして最後に、エマへの感謝の意も改めて述べました。

「これらの絵は世界中の非常に多くの人々の目に留まっており、信じられないくらいの反響があります。ありがとう、エマ。あなたの支援はとても価値あるものです

エマ・ワトソンとトランスジェンダーの子どもたち、そしてその家族が互いに良い影響を与え合った、心温まるストーリーであると同時に、世界中のセクシャル・マイノリティにとってもエマの支援は心強いですね。

【ソース】
PinkNews (英語)
@FierceMum (Twitter)

WRITERこの記事の投稿者

仲泊

 
ゲイ&ダブルマイノリティのリアル
ゲイとりっぷ!

統合失調感情障害という精神疾患を抱えながら、音楽関連の研究者を目指しているゲイのミュージシャンです。公式ブログもぜひご覧ください!


      
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