イギリス王族初のゲイ・ウェディングが話題に

 

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イギリス王族初のゲイ・ウェディングが話題に

2018.10.09
 
 
広義のイギリス王族の一人であるアイヴァー・マウントバッテン卿は、イギリス王族として初めて同性愛者であることをカミングアウトした方です。その彼が2018年9月22日に航空会社のキャビンマネージャーである恋人のJames Coyleと結婚式を開きました。なお、アイヴァー・マウントバッテン卿は正確なイギリス王室の構成員とは異なるため、本記事では「広義のイギリス王族」という表現を用いています。
 

アイヴァー・マウントバッテン卿とは


マウントバッテン卿はエリザベス2世の「みいとこ」に相当する方で、広義のイギリス王族の一人とされています。かつては女性と結婚して3人の娘を設けましたが、2011年に離婚した後、2016年に自身が実はゲイであることを公表し、広義のイギリス王族でありながら初のオープンなゲイとして話題になりました。
 
そして2018年9月22日に、カミングアウト時点でも付き合っていたJames Coyleと結婚式を開きました。二人の結婚式はデヴォン州議会のサービス・マネージャーであるTrish Harrogateの主導のもとで質素に行われ、音楽はゴスペル・グループのElysian Music UKが担当しました。
 

 

インスタグラムを更新


マウントバッテン卿はインスタグラムアカウントを開設しており、9月25日に結婚式の様子を自身のインスタに投稿しました。投稿に際して彼は下記のようなコメントも載せています。
 
「ああ、ついにやった!イギリスらしい残念な天気ではあったが、それにも関わらず素晴らしい日だった」
 
「Trish Harrogateは(広義のイギリス王族の同性婚という)シリアスな機会に対し、完璧だけど気軽な雰囲気を用意してくれた。ゴスペルの合唱も素晴らしかった。最高の歌声をありがとう」
 
結婚式の開催に関わった人々にこのような謝辞を述べた上で、彼はさらにこう続けています。
 
最も重要なのは、三人の素晴らしい娘たちに対する感謝だ。とても理解してくれ、支えてくれた。彼女たちのサポートなしではこの結婚式は絶対に開催できなかった!」
 
そして最後に、最大級の感謝をJamesに送ろう。君はまさにパーフェクトだよ
 
 

王室と同性愛の理想像?


日本の皇族も含め、どこの王室でも「同性愛」というものはかなりデリケートな話題でしたが、こうして広義といえどイギリス王族の一人が同性婚を実現したのは、王室と同性愛の関わり方の理想像を示しているようですね。
 
今回の式を盛大に執り行っていたら、LGBTに関してかなり開かれているイギリスでも一部の保守派や過激団体から抗議があったかもしれません。マウントバッテン卿が控えめな式に留めたのはそういった動きへの配慮もあったかもしれませんね。
 
本記事末尾のリンクにはマウントバッテン卿のインスタグラムへのリンクも記載しているので、ぜひ幸せな様子を実際にご覧ください!
 
【ソース】
PinkNews (英語)
ivar_mountbatten (インスタグラム)
 

 

WRITERこの記事の投稿者

仲泊

 
ゲイ&ダブルマイノリティのリアル
ゲイとりっぷ!

統合失調感情障害という精神疾患を抱えながら、音楽関連の研究者を目指しているゲイのミュージシャンです。公式ブログもぜひご覧ください!


      
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