男女の垣根を越えたファッションの未来を考える・ファッションポジウム 全16ルックを公開

 

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男女の垣根を越えたファッションの未来を考える・ファッションポジウム 全16ルックを公開

2018.06.04

 



6月3日(日)東京大学安田講堂にて、男女の垣根を越えたファッションの未来を考える新しいイベント『ファッションポジウム』が開催された。当日は様々な洋服を身にまとった来場者が見え、安田講堂の席を埋めた。

第一部では、東京大学の”女性装”の教授として知られる安冨 歩教授が基調講演を行い、その後株式会社丸井の靴とスーツ、男性向けのかわいい服ブランド・ブローレンヂの服をコーディネートしたファッションショーを披露。第二部ではパネルトークを、第三部では”みんなのファッションショー”と称された、来場者がプロのカメラマンに撮影してもらえる撮影会を行った。


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基調講演を行う安冨 歩教授


総合司会の女優・木内 みどりさん


株式会社丸井グループ代表取締役社長・青井 浩氏



会場には株式会社丸井グループのプライベートブランドのシューズのブースや、アクセサリーを購入できるブース、エピテーゼのブースなどが並んだ。




幅広いサイズのシューズが並ぶ


本物と見紛うほどのクオリティのエピテーゼ


足型が測定できる
 


ハフポストの取材で、メンズサイズのかわいい洋服のブランド・ブローレンヂの代表である松村 智世氏は「"発信する側や作る側が男女を切り分けないファッション"の問いかけ」や「ファッションは自由に楽しんでいいというメッセージを伝えること」を、安冨 歩教授は「コミュニケーションの場を作り出すこと」「"社交の場"であるファッション(ショー)を再現すること」をこのファッションポジウムの目指すところとして語った。 


SNS上では様々な意見が飛び交っているが、「自分の好きなファッションを楽しむ」という点では、舞台上のモデルたちが生き生きと安田講堂の舞台をウォーキングしている姿が印象に残り、メッセージは伝わったのではないかと思う。

また、随所に"コミュニケーションの場"を作り出すための試みがあり、その一つが企画"みんなのファッションショー"だった。ショーを行う側と観る側という枠組みを無くそうとする試みであり、通常のファッションショーにはないものである。撮影された写真は、ファッションポジウムのInstagramで見ることができる。

 

しかし、「男女の垣根を越えたファッションをコミュニケーションを通して考えられたか」、と問われると素直に頷き難い。"男女の垣根を越えたファッション"を第二部のパネルトークに参加した方々がどう考えているのかをもう少し聞きたかったように思う。

このイベントのおかげで、観客のみならず広い人々に『男女の垣根を越えたファッション』についての問題提起と考える機会を大いに与えているとは思うが(それが実感できる場として、Twitter#ファッションポジウムで行われている議論を見て欲しい)、登壇していた側や観客同士と"コミュニケーション"が取れたかというと……、もう少しできることもありそうだ。登壇者と観客という構図を破り、コミュニケーションの場としてのファッションポジウムを実現するのであれば、観客が登壇者と討論できるような機会があれば、より効果的だったように感じた。

ただ、このイベントは初めての試みであり、存在しなかったものを0から作り上げるのは容易ではなかっただろう。次回は"男女の垣根を越えたファッション"について皆で語り考えられるようなイベントであることに期待したい。
 

























































 

WRITERこの記事の投稿者

レインボーライフスタッフ

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