家族は気づいている?ゲイバレに悩むあなたへ

 

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家族は気づいている?ゲイバレに悩むあなたへ

2018.11.29
カミングアウトを考えているゲイも、そうでないゲイも、家族にゲイであることがバレているかもしれないと気になることがあるのではないでしょうか。身近だからこそゲイであることを伝えづらいのが家族というものです。今回はそんな「家族へのゲイバレ」に悩んだり不安になったりしている方が知っておきたい2つのことをご紹介します。
 

①家族へのゲイバレの可能性


決して脅しているわけではありませんが、家族にカミングアウトしたゲイの方がよく話すのが「何となく気づいていた」と親に言われたということです。実際、僕も母親にゲイであることをカミングアウトした時、「わかっていたよ」と言われました。

よく考えてみれば、そりゃそうだよなあと思います。僕の場合、親に「彼女」や恋愛の話を一度もしたことがなかったですし、「好きな女優」みたいなのも無かったですし、そうなると自然と家族は「この子はゲイかも?」と思いますよね。

もし、あなたが家族へのゲイバレを不安に思っているなら、「恋愛の話をしたことがない」、「いい歳になってきたけど親が結婚について何も聞いてこない」など、それは何らかのきっかけや思い当たる節があってのことでしょう

それならいっそのこと、「家族にゲイバレしている可能性は高い」ということをいったん受け入れてしまいましょう。バレているかどうかは家族に尋ねない限り分かりませんが、「もしバレていたらどうするか」ということは自分で考えることができます。

自分ではどうしようもないことに悩み続けたり、強い不安を感じてしまったりするよりは、思い切って「バレている」という前提で自分の行動を考えた方が精神的にきっと楽ですよ!


 

②ゲイバレ=カミングアウトではない


さて、先ほどは家族にゲイバレしている前提でいろいろ考えてみることを提案しましたが、それは必ずしもカミングアウトに繋がるわけではありません。「家族へのゲイバレ=カミングアウトが必要」ではないのです。

家族へのカミングアウトにおいては、ゲイであることを知られているかどうかより、あなたと家族の距離感の方が重要です。たとえばもうずっと実家を離れていて家族ともあまり連絡を取っていないし、親に関しては最低限のことだけしてあげられたらいいと感じているゲイの方もいるでしょう。それなら、ゲイであることをわざわざ伝える必要はないかもしれません。

一方、家族が本当のゲイの自分を知らないのは悲しいと感じる方もいるでしょう。その場合「ゲイバレ」は家族へのカミングアウトについて本格的に考える良いきっかけになるかもしれません。

一つ覚えておきたいのが、「カミングアウトしないこと」は決して「ゲイであることを隠すこと」ではないということです。親の世代によってはゲイに対してあまり良いイメージを持っていないこともあるでしょう。兄弟でも仲があまり良くなければカミングアウトでさらに亀裂が入る可能性もあります。つまり、「伝えない」というのは隠すことではなく、ゲイとして立派な一つの選択肢なんです

もちろん、「伝える」というのも大切な選択肢ですが、「伝える相手を吟味する」ということも大切です。その「相手」にはもちろん家族も含まれますし、吟味した結果カミングアウトする必要が無いと感じればそれはそれでいいんです。

ゲイバレの可能性を考えるとカミングアウトを急ぐべきか迷うものですが、ぜひ「ゲイバレ=カミングアウト」という考え方は置いといて、自分と家族との関係性を見つめなおしたうえでどうするか考えてみてください。

 

まとめ


以上、家族へのゲイバレに悩む方に向けて二つのことをお伝えしました。ゲイバレしているかどうか悩むなら、まずは「バレている」ということを受け入れたうえで物事を考えてみることが大切ですが、それは必ずしもカミングアウトが必要ということにはなりません。家族へのゲイバレに悩んでいる方の気持ちが少しでも楽になれば幸いです。

 

WRITERこの記事の投稿者

仲泊

 
ゲイ&ダブルマイノリティのリアル
ゲイとりっぷ!

統合失調感情障害という精神疾患を抱えながら、音楽関連の研究者を目指しているゲイのミュージシャンです。公式ブログもぜひご覧ください!


      
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