年上の人が周りに多くなって気づいた良い影響

 

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年上の人が周りに多くなって気づいた良い影響

2018.10.27

 

僕は2018年時点で25歳ですが、友人付き合いにしろ、恋愛にしろ、セクシャリティに関わらず年上の人、それも思いっきり年上の人と関わることがかなり多いです。もちろん同級生や同年代の友人もいますが、日常的に関わりがある人々のほとんどが10歳以上年齢が上です。

そんな環境で僕が感じた良い影響、メリットを2つご紹介します。

 
 

なんだかんだで「経験」が豊富


年上の人と話すと人生経験を語られるから嫌だという人が20代には多いかもしれません。もちろん、昔の自慢ばかりの人もいますが、ほとんどのそういった「経験談」は実は驚くほど自分のためになります。
 
20代は新しい何かを求めたくなるものです。新しい音楽、新しいファッション、新しい映画、新しい仕事、新しい資格…いろいろありますが、時代というものは巡り巡って、どれも本質部分は大して変わっていなかったり、同じことを繰り返しているだけのことがほとんどです
 
そして、「本当の新しさ」、「本当の自分らしさ」を模索するには、「リアルな昔のこと」を知る必要があります。「歴史から学ぶ」という文言はよく見かけますが、そんな大きな話じゃなく、もっと身近な話、つまり近くにいる年上の人々が経験してきた物事も驚くほど若い世代と共通する点があるものです。
 
僕の周りの年上の人々は、たとえばゲイの方であれば昔のゲイシーンについていろいろ懐かしみながら教えてくれます。ゲイのあり方や社会的な認知度はもちろん大きく変化してきましたが、数十年前の若い世代のゲイも現代の20代のゲイも本質的には似たような孤独を抱えていることに気づかされます。
 
インターネットで書かれた体験談、過去の事実の羅列を読むだけより、実際の年上の人々の声や表情、身振りからはたくさんの学びを貰っています。時には説教っぽく聞こえても、ぜひ年上の人々の経験談をしっかり聴いてみてください。

 
 

笑いに変えてくれる


ちょっと前のドラマなんかでは「おやじギャグ」でスベるなんて表現がよくありましたが、それとは方向性が違えど、年上の人々は良い意味で物事を笑いに変えてくれます
 
僕は統合失調感情障害という精神疾患を抱えていますが、その症状がひどいとき、周りの人をだいぶ振り回すようなことをしてしまったことがあります。
 
そして、残念ながら同年代の人々は離れていく人も多かったですが、年上の人々は厳しいことを言いつつも後々、症状が落ち着いた時にそれを笑い話にしてくれます。それも病気をからかったりするような表現ではなく、僕が心地よくなるような笑い話にです。
 
一言でいうと、僕は本当に器が大きい人に恵まれています。その多くが様々なセクシャリティの年上の人たちで、「そんなこともあるよね」と笑いながら言いつつも、僕が病気の症状を乗り越えるために手伝えることを真剣に考えてくれていたり等、本当に心から感謝しています。
 
心から笑えると不思議と元気になるもので、自分がやらかしたことも客観的に見ることができるようになり、症状の再発予防のためにどんなことをしよう、どんな考え方をしよう等と現実的な対処法を考えることが今ではできています。
 

 

まとめ


今回はセクシャリティを問わず、年上の人々と関わることのメリットについて述べました。

もちろん無理に年上の人と出会おうとする必要はありませんし、嫌いな年上の人がいるならそれはそれでいいと思います。でも、もし自然と年齢が離れている人と関わる機会があれば、そしてさらにその人と気が合えば、ぜひ話にしっかり耳を傾けてください。

そして、今関わっている年上の人々との関係も大切にしてくださいね。


 

WRITERこの記事の投稿者

仲泊

 
ゲイ&ダブルマイノリティのリアル
ゲイとりっぷ!

統合失調感情障害という精神疾患を抱えながら、音楽関連の研究者を目指しているゲイのミュージシャンです。公式ブログもぜひご覧ください!


      
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