世界のLGBT事情③ ~アメリカの実験動画を見てみよう~

 

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2017.11.09

世界のLGBT事情③ ~アメリカの実験動画を見てみよう~

 


こんにちは、うすみんです。
 
今日も先週に引き続き、アメリカのLGBT事情について紹介したいと思います。
今日取り上げるのは、アメリカの社会実験番組「What would you do ?」
様々なシチュエーションを一般市民に対して実験する番組で、人種差別や、貧困、LGBTなど少しセンシティブな話題を取り扱っているのが特徴です。
 
今日はそんな「What would you do?」から、トランスジェンダーの女性に関する実験動画を紹介したいと思います。

 
 

トランスジェンダーの女性の買い物

 

今日紹介する動画はこちらです。
 

 
動画では、トランスジェンダーとして生まれ、女性の恰好をしている人が、女性洋服店でショッピングをしようとしています。

そこに、店員の女性がやってきて「ここは本当の女性に対する女性物の服を取り扱っている店です。あなたには売らないし、ふさわしくないから出て行ってください」と伝えます。


そんなシチュエーションで、一般のお客さんがどんな反応をするかを見ます。
実験が行われたのはノースカロライナ州。マイノリティに差別的な考え方が残る地域ではありますが、どうなるのでしょう?
 

結果から簡単に言うと、確かにトランスジェンダーの女性が女性服を試着しているのを見て不快に思った人もいます。
警察を呼ぶって脅したらいいんじゃない?」そんな心無いことを言った人もいます。
 
しかし、一方で多くの人がトランスジェンダーの女性の味方をし、店員に言い返しました。
 
「なんでそんなことを言うの」
「あなたって最低の人間ね」
「私はなりたい自分になろうとしているどんな人間も支援するわ」
「この人は尊厳を得るべき人だし、あなたがそんなことを言っているのが信じられない」
「2017年の現在にそんなことを言っているなんてありえないわ。すべてのお客さんにアイデンティティカードを見せろとでも言うの?」
 
女性に寄り添い、「あなたの代わりに洋服を買わせて」といった人もいます。店員に憤慨した10代の女の子もいます。
 
この動画を見て、差別が残る南部の州にも新しい価値観が生まれつつあるのだ、と分かりますね。



 

LGBTの生き辛さ

 

私はストレートの女性です。
買い物も、恋愛も、トイレも、何の違和感も、何の批判もされることなく生きてきました。
そんな私がLGBTの生き辛さに直面したのは高校生の時です。
 
高校の時、地元の小さな靴屋さんでアルバイトをしていた私は、女性のお客さんに靴を販売したことがありました。
見た目も、買って行った靴も女性のもの。
しかしカードを手渡されて、名前を見ると、男性の名前でした。
そのお客さんは支払いを済ませると、逃げるかのように、隠すかのように、私からカードを取り、靴を受け取って帰っていきました。
私はいかにトランスジェンダーが買い物をするのにストレスや辛さを感じているのかをえるようになりました。
 
日本は、LGBT後進国と言われることも多いです。
今回の実験動画にようなシチュエーションがあっても誰も声を挙げないかもしれません。
ただ世界でマイノリティを受け入れる動きがあるのは事実。日本も、少しずつマイノリティが受け入れられる社会になっていくことを願うばかりです。

 
【世界のLGBT事情 バックナンバー】
初めまして、うすみんです  
アメリカのLGBT事情  


 
Writer's Info

うすみん

絶賛就活中の大学生。夢は色々な分野について書けるコラムニスト。
 

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