【最終回】自分自身でいること(アメリカ)

 

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【最終回】自分自身でいること(アメリカ)

2018.03.29
 
 
 
みなさんこんにちは!うすみんです。
とうとう4月に入りましたね!
12月くらいの時は冬が長すぎてもう春は来ないんじゃないかという気になっていた私でしたが(笑)、最近のぽかぽか気候に嬉しいばかりです。
 
さて、今日紹介するのはアメリカに関する一本の動画。
SoulPancakeというYoutubeチャンネルが出している「How You See Me」シリーズ、LGBTQ編を紹介したいと思います。
 
この「How You See Me」シリーズは、あらゆるアイデンティティーを持つ人々が、そのアイデンティティーを持っていることによって、「他の人からどのように見られてきたか、どのような経験をしてきたか、どのような考えを持っているか」ということを明るく語るインタビュー動画です。
 

 

LGBTQだって一人一人違う

 
 


この動画はこんな冒頭から始まります。
 
「母に自分は同性愛者なんだって話したとき、精神病院に連れていかれたんだ。だけど精神科医が母に「あなたの娘さんは完全に何の問題もありません」って言った時、私は「イェー!!!!」って感じで、母は「ノー――!!!」って感じだった(笑)」
 
 
そして見た目も人種も全く異なる人々が自分たちの性について語ります。
 

 
「おとぎ話やテレビで男性と女性が結婚したり、一緒になるのを見てきたから、一生懸命ストレートの男性らしくしていたよ」

「私はあんまり自分の性について語ることに抵抗はないけれど……語る相手を選ばなきゃいけないことはあるわね

「高校生の時、社会のクラスでさ、聖職者に、僕がゲイだから、「人生を清算するべきだ」ってみんなの前で言われたんだ。僕は思わず自分のために言い返したよ。公の場で自分のために言い返したあの瞬間が僕を強くしてくれたよ

一概にLGBTQといっても本当に色々なカラーがあるんだよ

「自分は一つのカルチャーや定義で作られていないんだって感じた。色々なものが混ざって自分になってるんだって

「自分自身になることが重要だと思う。フェイスブックで何人かの友人を失ったところでその日の夜には「ま、いっか」って気持ちになれるよ」

自分がどう感じるかは、他人が「あなたはこうだ」っていうものとは違う
 
 

ここに載せたのは一部の発言ですが、SoulPancakeが出している他の「How You See Me」を見るとあることに気付きます。
 
 
インタビュー内の発言が多くの場合、似ているということに。


How You See Me」のトピックは”女性””男性”に始まり、”ボディーサイズ”や”アジア人”、”白人”、”黒人”、”アラブ人”、”ラテン人”などの人種、”障がいを持つ人”など多岐に渡ります。
 
ここから私が感じたことは「伝統的なアイデンティティーの枠組みや新しいアイデンティティーの枠組み、少数派のアイデンティティーの枠組みに関係なく、すべての人がもっと多様であること」と「そしてそこに違和感を感じることこそが本当の自分を見つける一歩なのではないか」ということです。

 
どんなアイデンティティーを持っても、また属しても、一概に一つの定義づけられたものに自分自身をあてはめることは出来ないのだということです。

男性編、女性編は既存のアイデンティティーの枠組みですが、既存で伝統的だからこそ「男性はこうじゃなきゃいけない」「女性はこうじゃなきゃいけない」という苦しみも持ち合わせています。
 
自分の属する枠組みがマイノリティーなのか、に関係なく、自分=枠組みにすることは出来ないのではないでしょうか。
 


 

自分の中にある文化のアイデンティティーに悩んだ私



 
今日は「世界のLGBT事情」最終回なので、ちょっぴり自分の話を。
 
 
私はストレートの女性ですが、男性と話すときよりも女性と話すときの方が緊張します。

なぜなら私は男性に愛されること以上に同性から愛されたいと思っているからです。
しかし好きになるのは男性です。
 

私は日本人として生まれましたが、海外に初めて行くずっと前からこの国で生きるのが辛かったし、どうして辛いのかも分かりませんでした。

15歳で初めて一人で外の世界に出て、生きることはずっと楽になった。けれど誰よりも日本人的な考え方を持っているところもあるし、それを誇りにも思っています。
 
わたしは女性として生まれましたが、誰よりも「かっこいい」を重視したいと考えています。
けれどおしゃれやメイクは大好き。
 

私は外から見ればきっとありきたり。けれどこんなに多様なアイデンティティーを組み合わせて持っています。きっと皆さんもそう。

それは自分の所属するアイデンティティーが多数派だとか少数派だとかに関係なく、です。
 
 
男性、女性、人種、国籍などアイデンティティーの枠組みがなくなる必要は、私はないと考えています。しかし今後その枠組みの中でさえ多様なアイデンティティーが共存していることにもっとたくさんの人が気付き、「アイデンティティーが肯定されるということがどんなに幸せで私たちにとって重要なことか」に気付いて、他者のありのままの姿に対して優しい世界になることを望んでいます。
 
 
そして今日で10月から始まった「世界のLGBT事情」は最終回です!
半年間の短い期間ではありましたが、少しでも「自分らしくいること」が世界でどんなことなのか、「自分らしくいても大丈夫だってこと」を伝えられていたら幸せです
 
私自身、伝えることを通してたくさんのパワーをもらうことが出来ました。
みなさん本当にありがとうございました!またいつか!
 
 
 

WRITERこの記事の投稿者

うすみん

世界のLGBT事情!

絶賛就活中の大学生。夢は色々な分野について書けるコラムニスト。

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