バレンタインデーは異性愛者にとって息苦しいのか?

 

TOPICSトピックス

バレンタインデーは異性愛者にとって息苦しいのか?

2018.02.18


 


こんにちは!今週も「週間LGBTニュース深堀り!」のお時間がやってまいりました。

今週の大きな出来事といえばそう――バレンタインデー!チョコを売り場で選びつつ(オトナになるにつれてお金で何とかしようとしてしまいますよね)、ふと気づいたのです。

バレンタインって、女子から男子へチョコが渡されると一般的には考えられているよね、と。これって相当おかしなことじゃないか!と今更ながら気づき、加えて記事があったのでちょっとバレンタインについて海外の事情も踏まえつつ考えてみたいと思います。


 

女性が「義理チョコ」を送る文化は「異性愛者」にも息苦しくないか?

 


……そして、自分自身の経験を振り返っても、思春期の頃まで、バレンタインデーが存在感のある、しかし、どことなく落ち着かない日だったことは確かだ。

また、今は今で、別の意味で気になる日となっている。自分はゲイなのに。いや、ゲイだからこそ――。

出典:現代ビジネス「女性が「義理チョコ」を送る文化は「異性愛者」にも息苦しくないか?
 

 

同性愛者とバレンタイン


この記事はゲイの学者さんが書いたものです。

まずタイトルを見て、同性愛者、つまりはレズビアンやゲイにとって、バレンタインとはどういう日なのだろう、という疑問が頭の中にふと浮かび上がりました。

レズビアンにとっては、想いを寄せている女の子に「友チョコ」を装ってチョコを贈ることが出来る日なのかもしれないし(もちろん、男の子にチョコを贈っている想い人の姿を見なければいけない日かもしれない)、ゲイにとっては何の意味も持たない日なのかもしれない。

この記事内では、ゲイの著者がバレンタインデーについての感じ方が書いてあります。
 


休み時間や放課後に、廊下の隅で、女子児童が男子児童に渡している場を垣間見たり、私も、ごく稀ながら、もらうこともあったり。

小学4年のときには、男の子が好きなことを強く意識するようになっていた私は、女子児童を恋愛対象としたことはなかったが、それでも、チョコレートがもらえたらもらえたで、どこか嬉しい気持ちがあった。

そこには、自分が恋愛対象としようとしまいと、誰かに好意を向けられたことの喜びがあったろう。

出典:現代ビジネス「女性が「義理チョコ」を送る文化は「異性愛者」にも息苦しくないか?


なるほど、恋愛対象以外からもモテるというのは悪い気持ちはしないでしょ?と言われれば、確かにとなる気もします。



 

日本とバレンタイン

   
そもそも、私の頭の中だけに限らないと思いますが、バレンタインは"女の子"が"男の子"にチョコレートを贈るイベントという印象が強いです。調べると、日本式のバレンタインデーには以下の特徴があるそうです。
 


贈答品にチョコレートが重視される点
女性から男性へ一方通行的贈答である点
(女性の)愛情表明の機会だと認識されている点出典:wikipedia「バレンタインデー

やはり、女性→男性という構図が必ず用いられるんですね。今こそ"友チョコ"や"義理チョコ"という言葉が出てきて、別に好きな人以外にもあげたっていいじゃないという風潮がありますが、まだまだ女性から男性に、という考えが強いのが日本式のバレンタインの特徴なようです。別に、女性や男性の表記は不必要な気もするのですが……。

自覚はありませんでしたが、いかに自分が女性は男性を好きになる、という考えの元で生きてきたのかが、今までバレンタインに違和感を一度も持たなかったことで分かりました。


 

海外のバレンタイン

   
海外のバレンタインはもっと自由度が高いような気がします。ヨーロッパでは男性が女性にバラの花をプレゼントしたり、女性がチョコ以外でプレゼントを渡したりしているイメージが強いです。女性から男性というわけではなく、双方向のためのイベントです。

愛する人と過ごす日、という認識は共通していますが。


 

異性愛者にとってバレンタインは息苦しい?

   
記事タイトルにもあるし、最近GODIVAが「義理チョコなんてやめちまえ!」みたいな広告を出して盛り上がりましたが、異性愛者の私は個人的にバレンタインは楽しかったです。

別に異性愛者だから楽しかったわけではなく、純粋に誰かにプレゼントをするということが好きなのです。だから、「あ!これいいかも!」というものがあったら、いつもお世話になっている方にチョコを贈るし、なかったら買いません。それに、お返しも別に求めていません。自分があげたいからあげる。ただそれだけです。

それに、高校生の時は"友チョコ"がブームだったので、吹奏楽部に所属していた(男女含め50人弱)友達とクラスの友達に、作ったカステラをタッパーに入れて配りました。雰囲気の欠片もないバレンタインですが、贈って貰うという行為がとても楽しかったのです。

別に、バレンタインって異性愛者が全員「めんどくさい」「息苦しい」と思っているわけではないですよね。この「異性愛者はバレンタインにチョコをあげなきゃいけないことを面倒だとみんな思ってる」みたいな考え方ってつまり、「LGBTはみんな社会にとてつもない生きぐるしさを感じながら生きている」って傍観者が決めつけていることと同じなような気がします。この記事のタイトルやGODIVAの広告を見て、きっとLGBTの方でこんな風に感じている人もいるんだなと実感しました。


 

まとめ


つまりなにが言いたいかというと、苦しいと思っている人は確かにいるかもしれないけれど、それは一面であり、すべてではないと思いました。きっと苦しいんだからみんな苦しいんだろう!と思い込むのはいけないですね。いろんな面を見たうえで、物事を判断したいなと自戒の念をこめて今回は終わりにしたいと思います。


……余談ですが、今年はちょうど面白いチョコレートを発見したので、ボスにはマウンテンゴリラのチョコを、社員にはカエルのチョコを渡しました。カエルは想像以上にリアルで、なかなか口にする勇気がでないと言われました。その反応も含め、とても楽しかったです!



       

WRITERこの記事の投稿者

さのう

LGBTニュース深堀り!
スーパーアライへの道

海外旅行が趣味で、世界中のプライドパレードに参加してみたい!

他の記事を見る

COMMENTコメント

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLGBTメディア|レインボーライフは一切の責任を負いません