既婚者の同性愛者を好きになってしまったら

 

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既婚者の同性愛者を好きになってしまったら

2018.09.13


 
「相手は既婚者で、好きになってはいけないと分かっていても気持ちが抑えられなくなってしまった」

「しかも相手も同性愛者だった」


そんな恋愛をして、苦しい思いを抱えてしまった人へ。

今回は既婚の同性を好きになってしまった場合に考えるべき事をお話しします。


 

同性の既婚者との交際を考える前に状況を整理する


 
既婚者を好きになってしまい相手も同性愛者なのであれば、いつかは交際を申し込みたい、いつかはパートナーに選んでほしいと思う気持ちは自然な事です。ですが、自分の欲求を満たす前に相手の家庭環境の事をよく考えなければいけません
 
既婚者に交際を申し込むのは常識外と思われがちですが、もし、相手が今の家庭の中で不当な扱いを受けていたとしたら、たとえ既婚者といえども、家族以外に自分を大切に想ってくれている人の存在は、相手にとって希望であるはずです。
 
ですが、既婚の相手が幸せな家庭を築いているとしたらどうでしょうか。
 

同性間とはいえ交際に発展したとすると、相手に浮気をさせてしまう事になります。もしかすると離婚して、同性のあなたを人生のパートナーに選んでくれるかもしれません。

そうなると、いよいよ当人たちだけの問題ではないのです。
 

既婚の相手が築いている家庭は無くなりますし、その親や祖父母、親せきまでもが離婚のあおりを受ける事になります。

もし子どもがいるなら、その子の成長や将来にも大きく関わる問題です。


「自分の選択が、多くの人を悲しませてしまった」という後ろめたさが、あなたと既婚の相手に一生ついて回る事になりかねません。

その重荷を抱えて、二人で心から幸せになれるでしょうか。



そこまで考えて、それでも一緒になりたいかどうかをしっかりと考え抜く必要があります。
 
 
 

同性の既婚者を好きでい続けるべきなのか


 
同性や既婚かどうかは関係なく、好きになった気持ちは大切にするべきです。好きになってしまった熱を冷ますことは難しいですよね。
 
相手が既婚者でも、同性でも、好きでい続ける事は誰にも干渉されるべきではありません。自分が素敵だなと思った相手が同性で既婚者だからといって早急に諦める必要は無いと思います。
 

既婚かつ同性の相手を好きでい続けることに関して否定は出来ませんが、そのうち求めるものが大きくなってしまったら一度冷静になる必要があります。
 
既婚者に対して求めれば求めるほど辛く、リスクが大きくなってしまう事は確かなのです。


「相手は既婚で家庭を持っている」という事を踏まえた上で、親しい同性の友人として接しようとするにも、好きであるほど嫉妬や独占欲、相手家族に対するねたみが出てきてしまいます。
 

同性として親しくしている間に出てくる負の感情を自分でコントロール出来るかどうか。
その気持ちが抑えきれず、既婚の相手に迷惑を掛けてしまわないか。


自分と対話をしてみましょう。感情が抑えきれず何が何でも自分と一緒になって欲しい!という欲が先走りしてしまうようであれば更に注意が必要です。
 
自分本位の考えはいつか自分と相手の身を滅ぼしてしまいます。相手の事を心から想っているのなら、既婚者である相手にとって一番の幸せが何なのかを考えてあげましょう。
 
自分の気持ちももちろん大切ですが、この場合は既婚という立場で家庭を支えている相手の気持ちを一番に尊重してあげるべきです。
 
 
 

同性の既婚者との交際は不倫になる?


 
不倫とは一般的に既婚している人との肉体関係がある「不貞関係」であるかどうかで判断されます。

裁判所の伝統的な判断だと同性間の肉体関係は不貞に当たらない可能性もありますが、法律上の判断がそうではないとしても、同性の既婚者と関係を持つ以上不倫と呼ばれるのは仕方のない事だと心構えるべきです。
 

もし上記の関係になってしまったとしても、同性だからこそ相手家族に知られるリスクは低いと言えます。

「(同性の)友達と遊んできた」といえばそれまでですし、着信の表示が同性の名前だったらほとんど疑わないと思います。既婚相手のパートナーからは「同性の友人なんだな。仲が良いんだな。」と思われるだけでしょう。
 

だからといって、同性だからバレない=同性だから関係を持っても良いという事にはなりません。
 

相手の背負う後ろめたさの大きさを考えてみましょう。

そのような関係を続けて、2人で幸せになれるでしょうか。

「相手に家庭があるとわかっていながら欲を止める事が出来ず、行為に走る」という事をしてしまっているのですから、もちろん世間的にも良い印象ではありませんね。
 

「世界が君を敵に回しても、俺がお前を守る!」なんて言葉を聞いたことがあると思いますが、この場合は二人とも世界から敵に回される可能性大です。
 

同性だから不倫じゃない、と言って現実を見ないフリをするのはやめましょう。同性とはいえ関係を持ってしまったら、相応のリスクを覚悟するべきです。
 
 
「好きになった人がたまたま同性で既婚だっただけなのに、どうして自分だけがこんなに辛い思いをしなきゃいけないんだろう。出会ったのがもっと早ければ……」とどうにもならない後悔を感じていると思います。
 
あなたと出会ったのも運命ですが、相手が結婚相手と出会ったのもまた運命なのです。相手の幸せを壊してしまわない選択が出来るように、冷静に自分と向き合ってみてください。
 
同性として支えられる部分がきっとあると思います。
それがこれからの自分自身の幸せにも繋がるはずです。


 

WRITERこの記事の投稿者

自由席

同性パートナーと暮らす、インターネットが趣味の人

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