第13話:どんな愛も否定されない「カードキャプターさくら」がアツい

 

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2018.04.13

第13話:どんな愛も否定されない「カードキャプターさくら」がアツい

 
 

皆さんこんにちは、Jitianです。

今日は今月からEテレでも放送が開始された「カードキャプターさくら クリアカード編」を勝手ながら応援すべく、個人的に「カードキャプターさくら」(以降、CCさくら)のアツいところをただただ書こうと思います。映画レビューは多いですが、あまりマンガやアニメはないようですので。
 

「なぜセクシャルマイノリティの記事で『CCさくら?』」と思われるかもしれません。
 
 
前々回、「禁断の恋とは何か」ということについて少し書かせていただきました。
その記事では同性愛や、合意を得たうえで同時期に複数の人と関係をもつことに対して「禁断」と断じることで傷ついている人はいまいか、ということについてつらつら書きました。
 
そして、この記事で私が言いたかったことがこの物語には反映されていると私は思っています。
その点も含めて私はCCさくらが大好きです。


つまり、正にその記事で書いたように「禁断の恋」のような関係性がCCさくらに出てくる場合、誰かしらが眉をひそめたり自らを「社会規範」から逸脱したものとして否定したりする描写があることがほとんどだと思うのですが、この物語ではそういうことがないのです。
すべての関係性がそれぞれ尊重されるべき大切なものなのです。
 
それでは、私のCCさくらへの思いの丈を受け止めてくださるとうれしいです(笑)。


 
 

カードキャプターさくらとは


少女マンガ誌「なかよし」に連載されている言わずと知れたCLAMP大先生の「CCさくら」ですが、まずは本題に入る前に最初に大変恐縮ながら、ざっくりあらすじを書きます。


主人公の桜は、小学4年生のときに家の地下の書庫のなかにあったある不思議な本を開きます。
その本の中には魔術師クロウが作った魔力をもったカード「クロウカード」がおさめられていました。
そのカードが本から外に出てしまうと、実体化して災いが起きてしまいます。
本を開けるだけの魔力をもつ素質を本の番人ケルベロスに見いだされた桜は「カードキャプターさくら」となり、問題を解決しながらカードを集めることになりました(クロウカード編)。


クロウカードを無事集め終えた後のある新学期、転校生が来てから再び不思議な現象が起こり始め、そのために再び桜はカードキャプターとなりクロウカードを「さくらカード」に生まれ変わらせていきました(さくらカード編)。

そして中学生になった桜がある日不思議な夢を見た後に本を開いてみると、カードが透明に変わっていました。
同時に巷でまたまた起き始めた不思議な現象を解決するために、カードキャプターとなりカードを集めています(クリアカード編←今ココ)。



 

どんな「愛」も否定されない


そんなCCさくらの魅力はいっぱいあります。


桜の親友の知世が作る桜のバトルコスチュームのかわいさ(ていうかバトルコスチュームだけじゃなくてみんなの服のセンスが厨二心をくすぐる)や
バトルマンガでもあるけど、「悪い」人がいない世界で読んでいる間は終始ほっこりできるし、魔法陣や鍵は厨二万歳って思ってしまうくらい最高にかっこいいデザインで、とにかくマンガは絵の線が細くて最高にきれいで……。



その中でもこの記事の読者様に向けて強いておすすめポイントを1つ挙げるとすれば、前述のとおりどんな「愛」も否定されないこと。
性別、歳の差、過去の遍歴など世間では色々と口を挟まれる要因が、この世界では軽々と超えて互いを尊重し合う素晴らしい関係性を拝めることができます。

実は、上記のように誰もCCさくらに見られるような「関係性を否定しない世界観」の物語は、実はものすごく珍しく、このマンガがクロウカード編から長い間支持され続けている理由の一つとして、この点は大変大きいと思っています。

「禁断」の言葉に辟易していた私にとって、CCさくらは心安まる世界となりました。



さてそれでは、以下私が特にグっときている関係性を4つ挙げていこうと思います。


 

1.桜と知世



桜は現在連載・放送中のクリアカード編では東洋系魔術を操る小狼(シャオラン)と付き合っているのですが、桜と知世の関係はそれよりも前、原作によれば小学3年生からの仲です。

二人は大体いつも一緒にいて、特に知世は直接的なカードの関係者ではないけどカードのことやケルベロスなどの周辺情報も把握している、物語の中でも特殊な存在です。

知世の趣味の一つが桜の色々な場面(主にバトルシーン)をビデオにおさめること。
この趣味はシリーズを通して変わることなく、むしろ現在のクリアカード編ではドローンなどの技術が進歩して、さらにレベルが上がっているような……。

桜は知世と友達として接しているようですが、クロウカード編のかなり序盤の時点で桜の想いとは「ちょっと違う」ことが示唆されています(しかも小学生女子向けの少女マンガで。変に妖艶な描写もなく、あくまでさわやかに描かれています。この意義の大きさよ)。


でも、何がどう違うのかが明確に示されるわけでもなく、二人はシリーズが変わってもずっと親友のままです。


この、曖昧な違いだけど曖昧のままで流れているほのぼのとした雰囲気が私はすごく好きなのです。

人によっては白黒はっきりつけたい!つけてほしい!つけろ!と思う人もいるかもしれませんが、性自認も指向も曖昧な私にとっては曖昧のまま受け入れられているこの世界観で暮らしたいくらい好きです。


 

2.撫子と園美



撫子は桜の母で、桜が3歳のときに若くして亡くなっています(そんでめちゃキレイ)。
そして園美は知世の母であり、撫子のいとこなのです。

そう、桜と知世はたまたま学校で知り合ったのではなく、その親の代からすでにつながっていたのです!!!!!(テンション爆上げ)

園美は撫子のボディガードのような役割をしながらも二人は仲良くしていましたが、その子である桜と知世が親の関係性を知るのは仲良くなって少し経ってからでした。
その理由は……
 
クロウカード編を読もう!見よう!

まさにこの親にしてこの子あり、といったところです(よい意味で)。


 

3.桃矢と雪兎(ゆきと)



桜と知世の次に語られる関係性と言われたら、この二人でしょうね……。

桃矢は桜の年の離れた兄で、現在のクリアカード編では大学生になっています。

一方、雪兎はほんわかした雰囲気の白髪の青年で、桃矢の友達。

最初は桜、そして現在は桜の彼氏である小狼までも魅了していた雪兎。
二人が雪兎にひかれていた理由は……

やっぱりクロウカード編を読もう!!見よう!!

桃矢と雪兎はたまにその距離感が近すぎて、読んでいて「あうっ……」とくらくらしてしまうくらい、この二人もいつも一緒に行動しています。

個人的にはクリアカード編ではこの二人があまり一緒に出てくる機会が少ない印象なので(まあやっぱりせっかく桜と小狼が再会できたのでそちらの描写が多くなるのは分かるんだけど)、今後のストーリーに期待したいところです。


 

4.秋穂と海渡



そしてクリアカード編から新しく気になる関係性も出てきています。
この二人はどちらもクリアカード編から登場している新キャラクターです。

秋穂は桜たちの中学に来た海外からの転校生で、桜たちと少しずつ仲良くなっているところです。
そして秋穂の世話係を務めているのが海渡です。

秋穂が海渡の話を桜たちに少し照れながら、でも大事そうに話すのが……かわいい!!!!!
そして主人とお手伝いという関係性もまた……尊い!!!!!

そして秋穂と海渡の関係性も去ることながら、二人ともクリアカード編の重要人物としてこれから物語が動いてくる予感……。
毎週楽しみに見ています、はい。



あまりCCさくらのこと、「タイトルは知ってるけど~……」と思っていた人も、この記事を読んで少し気になっているのではないでしょうか……?(と信じたい)

なんと最初に書いたとおり、ちょうどこの4月からEテレでクリアカード編のアニメの放送が開始されています

見るしかないよね。
まだ放送始まったばかりだから間に合うよ。大丈夫大丈夫。


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Writer's Info

Jitian

Xジェンダー、パンセクシャル。
ほぼ常駐しているTwitterとサボりがちなブログも、しくよろ。

 

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