HIV・AIDSとは?感染経路から検査・予防方法まで

 
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HIV・AIDSとは?感染経路から検査・予防方法まで

2018.05.21




HIVウイルスは年々日本で広まりをみせていますが、正直詳しいところは何も知らない人が殆どではないでしょうか。HIVウイルスに感染している人やAIDSを発症している人はゲイに多いと言われており、統計を見ると70%以上のHIVウイルス感染者が同性愛者だそうです。

そこで今回は、HIV・AIDSって何?というところから、感染経路、初期症状などをまとめてわかりやすく説明します。


 

HIV・AIDSとは?


よくHIVとAIDSは混同されることがあるのですが、簡単に説明するとHIVがウイルスで、そのHIVウイルスによって免疫が低下し、特定の病気にかかった状態のことをAIDSと言います。

HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)の略で、ヒトの身体を様々な病原体から守る役目が与えられている細胞を破壊するウイルスです。感染後はとても緩やかに増殖するため、潜伏期間は2~10年ほどあり、HIVウイルスの感染に気付かないことも多いです。

また、HIVウイルスはTリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などの免疫に関係する細胞に感染します。この細胞がHIVウイルスにより少なくなると、免疫力が低下し、普段はかからないような病原体に感染するようになります。

HIVウイルスにより感染する可能性のある代表的な病気が23ほど指定されており、それらが発症した時点でAIDS(Acquired Immuno-Deficiency Syndrome:後天性免疫不全症候群)と診断されます。


 

HIVウイルスの主な感染経路


 

①セックスによる感染

最も多い感染経路になります。
女性は膣粘膜の傷から、男性は亀頭部分の傷から感染する可能性があります。
また、ゲイのセックスにおいては、腸粘膜の傷から精子中のHIVウイルスが侵入し感染します。

 

②血液感染

HIVウイルス保持者が使用した注射針の共用によるHIVウイルス感染も確認されています。麻薬や覚せい剤などのドラッグの乱用の際に同じ注射針を使ってしまい、感染したというケースがあるそうです。
また、医療現場での針刺し事故や医療ミスによる注射針の共用も考えられますが、きちんと管理・指導がされていれば可能性は低いです。

 

③母子感染

HIVウイルスに感染している母親が出産をすると、その子どもがHIVウイルスを保有している可能性は30%~40%と言われていました。現在では、適切に治療を行い、母子感染は0.5%未満に低下しています。
母子感染にはさらに複数の経路があります。

●胎内感染

  子宮内で赤ちゃんにHIVウイルスが感染。

●産道感染

出産の際に膣内の出血により感染。
→現在は帝王切開をすることにより感染を回避することが可能 

●母乳感染

母乳内にあるHIVウイルスから感染。
→粉ミルクを与えることにより感染を回避することが可能



 

なぜゲイにはHIV感染者が多いのか


では、なぜゲイにはHIV感染者が多いかわかりますか。
考えられる原因は二つあります。

まず一つ目が、妊娠のリスクがないからと考え、コンドームを使わないことが多いからです。避妊具、と呼ばれることもあるコンドームですが、妊娠を防ぐだけではなく、性病の感染リスクも大幅に減らすためのものでもあります。

また、アナルセックス(肛門を用いた性行為)は腸に大きく負担をかけます。膣や口の粘膜は重層ですが、腸はもともと単層で傷つきやすく菌を吸収しやすいため、膣でのセックスよりもHIVに感染するリスクが高まります。


 

初期症状



HIVウイルスに感染して2~3週間ほどで、インフルエンザに似た症状がでることがありますが、人によってかなり個人差があり、初期症状が現れない場合もあります。
また、初期症状は以下の通りです。

・発熱
・のどの痛み
・リンパの腫れ
・筋肉の痛み
・頭痛
・倦怠感
・発疹
・ヘルペス
など

 

HIVの検査方法


もし、セーファーセックスを行なわず、だるい・微熱があるなどの自覚症状がある場合はHIVの検査をすることをお勧めします。最初にスクリーニング検査という、HIVウイルスに感染しているかもしれないことがわかる検査を行い、そこで引っかかった人は確認検査を行います。確認検査で陽性と判断されるまでは誤診の可能性もあるそうです。

 

①保健所

各地方自治体の保健所では定期的にHIVの検査を行なっています。無料でHIVの検査をすることが可能であり、なおかつ匿名で行っています。

HIV検査相談MAPでは、全国の検査の実施状況が詳しく載っているので、検査をしたい方はぜひチェックをしてください。
 

②病院

日程が合わない方で費用が掛かってもいい場合は、病院でも他の性病と合わせて検査を受けることが可能です。
 

③インターネットの検査キット

対面がどうしても嫌だという場合には、インターネットですべてやり取りが完結できる検査キットもあります。費用は5000円〜掛かりますが、誰とも会わずに手軽に検査を行うことができます。また、訪問する必要がないので時間が取れない方で早くスクリーニング検査をしたい方にもお勧めです。

またどの方法でも、HIVウイルスの潜伏期間により、感染したかもと思った出来事から暫く時間をおかないと検査が出来ないので注意が必要です。

 

 

予防するには


では、HIVウイルス感染を予防するにはどうしたらいいのでしょうか。

最も簡単で最も効果がある方法は、セックスの際にコンドームを使用することです。

「ナマでヤったほうが気持ちがいいから」
という人も多いですが、たった数ミリのゴムを付けるだけで相手の人生も、自分の人生も守られるのであれば使うべきですよね。

また、知らない内にHIVに感染しており、交際している人に移してしまった……というケースも見受けられますので、定期的に検査をすることも重要です。


 

HIV感染=死はもう古い!


HIVウイルス感染の早期発見と医学の発達により、HIV陽性者の寿命は延びています。HIVウイルスを体内から撲滅することはできませんが、薬を服用することでエイズ発症までの期間を延ばすことができます。

また、飛沫感染や空気感染をするという間違った知識も世の中に蔓延っていますが、汗や唾液には他のヒトを感染させうるほどのウイルスは存在していません。

正しい知識を正しい予防法を理解し、今後の人生に役立ててください!


●参考サイト
性病検査NAVI
大阪エイズ情報Now
HIV検査相談MAP
HIVマップ

WRITERこの記事の投稿者

さのう

LGBTニュース深堀り!
スーパーアライへの道

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