ゲイのブックレビュー連載『ゲイの図書館』スタート! 自己紹介!

 

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ゲイのブックレビュー連載『ゲイの図書館』スタート! 自己紹介!

2018.01.23


こんにちは、皆さまはじめまして!「ゆうじボーイ」と申します。
この度、新たにレインボーライフにて連載記事を書かせていただくことになりました。
20代前半のゲイで、普段はセクシャリティを完全にクローズして生活しています。
 
仕事は児童館職員で、毎日子どもたちと遊んでばかりの日々…。
そんな自分がなぜLGBT向けの記事を書くのか、どのような考えを持って生きているのか、
簡単に自己紹介させていただければと思います!!
 
 

ゲイとしての自分 ―幼少期から大学時代まで―

 
ゲイとしての性指向を初めて自認したのは幼稚園児の頃だと思います(かなり早い?)。
 
そのときのきっかけは、幼稚園に置いてあった幼児教育用の絵本でした。着替えかトイレを一人でがんばる男の子が登場するシーンだったと思うのですが、その子の裸の絵を、しげしげと眺めてしまったのを記憶しています。
 
異性愛者でもそんなに早く性の目覚めがあるのはめずらしいと今では思いますが(笑)、とにかく男の子の裸が興味深い、もっと知りたい、見てみたいという気持ちになったことを鮮明に覚えています。
 
幼児期の性の目覚め以降、ぼくはゲイであるということに対する抵抗感はほとんど感じてこず、すんなりと今の自分を受け入れることができていたように思います。時代背景として、オネエタレントが人気だったこともあり、男が男を好きになることもわりと高い確率で起こりうるんだろうなぁ~と楽観的に捉えていたのでしょうかね?
 
 
そして、ぼくがゲイ(セクシャルマイノリティ)であることをくよくよ悩まなかった理由には、現実にもっと大きく立ちはだかる問題があったことが大きいと思います。
 
中学生になったころから、顔のニキビがとにかく酷くなり、人と顔を合わせてまともに話せなくなってしまったのです。顔のニキビが酷いだけならまだしも、それを見られるのがイヤで挙動不審な態度をとっていたのがまずかったのもあります。中学、高校と友人と呼べる間柄の人間はゼロでした。
 
この当時は性格もかなりひねくれていて、周りの人間に興味を持っていなかったし、「誰も近寄るなオーラ」を発信しまくっていました(笑)。周りの同級生たちが話している恋愛や青春には一切関与せず、ただただマイワールドの中を彷徨う日々でした。
 
そんなときに好きになったのがです。
人に会うことなく、自分のペースで、自分の好きなイメージや解釈で受け入れられるもの、それがぼくにとっての本でした。
 
図書室の居心地が一番よかったこともあり、本の背表紙を眺めたり、タイトルを見て内容を想像してみたり、そんなことだけで何時間でも楽しめます。
 
今でも本屋に行って、本のタイトルを眺めるのが大好きです。
 
 
人間に興味のない中学、高校時代を終え、大学に入ってから転機が訪れます。
 
ボランティア活動の一環として参加した2泊3日の子どもキャンプで、子どもたちのやさしさ、キャンプファイヤーや野外炊事での楽しい思い出が、ぼくに人間への興味を取り戻させてくれたのです(笑)。
 
子どもたちとは、遊びを通じてすぐに仲良くなることができました。
自信がなく暗い性格だった当時の自分にも、明るく接してくれた子どもたちのやさしさは今でも忘れません。
 
子どもたちと接してから、徐々に同年代や年上の大人とも普通に話せるようになり、今では児童館で日々たくさんの人たちと接しながら働いています。
 

 

現在の生活とこれからの目標

 
社会人になってから、自分の今後の人生のことを真面目に考え始め、自分のセクシャリティに向き合っていきたいなと思うようになりました。
 
恋愛や結婚はどうするのか、老後はどのようにして過ごすのか、考えなければならないこと、用意すること、行動に起こすべきことは山積みです。
 
 
そんななか出会ったのが、ゲイの読書サークルです。
 
ゲイの読書サークルでは、毎月課題本を読んで、感想を伝え合います。他の参加者の感想を聞いていると、人生観や大切に思うことが自然と分かってきます。本への感じ方、考え方で人となりが分かると、その人との距離がグッと縮まります。
 
そういった本を介したコミュニケーションもおもしろいと感じています。
 
この連載記事では、自分自身がまず興味深い本をたくさん読んでいくきっかけとし、本の感想を通じて、ゲイである一人の人間(ぼく)のことを知ってほしいと思います。
 

 

これから書いていきたい記事

 
週1回のペースでセクシャルマイノリティ関連の本を紹介していきます。
 
セクシャルマイノリティ当事者自身が読んで参考になることはもちろん、一般の人も興味深く読める、そんな本に的を絞っていきたいです。
 
 
本と言っても、小説、雑誌、漫画、同人誌、写真集など、ジャンルはたくさんあります。
どれか1つのジャンルにとらわれることなく、幅広い本を読んでいく予定です。
 
LGBTというよりもゲイ視点でのチョイスになってしまうことはおおよそ間違いないですが(笑)、読者の皆さまのお役に立つ一冊を探すお手伝いができたら幸いです。


 



 

WRITERこの記事の投稿者

ゆうじボーイ


ゲイの図書館

児童館に勤めています。仕事もほぼ遊び、休日も遊びの日々。
男性が大好きです。好きなタイプはアナウンサーっぽい誠実な人。

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