9.40代女性~FtMの同僚〜

 
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2018.03.12


みなさん、お元気ですか?
Ellyです。
 
「FTM」という言葉は私たちノンケにはなじみがありません。この文字だけではどんな意味なのか、想像できません。私はたまたま言葉を知っているだけで、実際に「FTM」の方は知りません。
 
今回話を聞いた友人には「FTM」となった男性の友人がいます。人生ではじめて「FTM」を身近に感じ、話を聞いていくうちに、なぜだか涙が止まらなくなりました。
 
 

40代友人女性~「FTM」の友人~


その友人が以前の職場で出会った「FTM」のSさん。出会いは約10年前。入社したその日に彼女はSさんが「女性ではない女性」だと感じたそうです。気になって「女の子が好きなの?」と聞いたところ、Sさんの答えは「もちろん男の子が好きですよ!」というものだったとか。でも「絶対違う、絶対レズビアンだ」と確信していたのですが、その後聞かないまま私の友人は転職しました。
 
久しぶりにSさんに会ったとき、明らかに「男性」ぽくなり、スポーツ刈りに服装も男性そのものになっていたということです。
 
「どうしたの、男の子になったの?」

「そうなんです。実はホルモン投与をはじめてるんです。

「ホルモン投与ってなに?男性ホルモンってこと?」

「ええ、男性ホルモンです。」
 
(やっぱり、男の子になりたかったんだ。でも、ホルモン投与ってどういうこと?どこでやってるの、それ)
 
Sさんからホルモン投与、性同一性障害、住んでいる地域に親身になって理解してくれる医師がいたことなど話してもらった友人。ノンケの2児の母である彼女の頭はパニックになりました。人生で初めての経験だったのではないでしょうか。パニックになった彼女に追い打ちをかけるように、
 
今度、性転換手術を受けることになったんです。」とSさんからの衝撃の告白。もし、私が彼女でもびっくりしすぎて頭の整理が出来ないと思います。
 

「性転換手術」は聞いたことはあっても、実際に受ける、受けた人が身近にいるわけではないので、私たちノンケにはものすごく遠い世界の話、理解するにはハードルが高い話なのです。
 
現在は完全に男性となり、戸籍も男性に変えたとか。そしてその先生の理解のもと、系列の施設で男性として働いているということでした。さらに、バツイチ子持ち女性(超美人)と一緒に暮らしており、子供たちには「父親」として接しているとのこと。運動会や参観日には「父親」で参加していますが、子供たちは「父親」が「元女性」だと知っているのです。
 
「元女性」だと知ったうえで「父親」として受け入れている。これほど素敵なことはありません。戸籍も変えたので、近いうちに入籍もするということです。
 
 

何も変わらない

 
彼女はSさんをみていて「本当に良かった。本来の姿で生活できることはよかった。」と思ったそうです。そして、「女性から男性になってもSさんはSさんだから、昔と付き合いが変わるとか、特別気を遣うとかはないな」と言っています。
 
SさんはSさんのまま。女性でも男性でもFTMでも、そんなことは関係なく、Sさんとして周囲も認め、受け入れています。これには、医師の存在が大きく、その医師に出会わなければSさんは今の姿にならず、苦しんでいたんじゃないか、と彼女は言っていました。
 

 

今日のまとめ

 
Sさんの写真を見ました。彼女や子供たちとの写真も見ました。なんの疑いもない「男性」の家族写真でした。
 
本来の姿に戻ったSさん。ここまで来るまでにはどんな困難があったことか、それを想いながら写真を見ていたら涙が出てきました。でもそれを吹き飛ばすくらいのHAPPYな姿をみると、Sさんのことを直接知らない私も応援したい気持ちになります。幸せになってください、Sさん!
 

 

WRITERこの記事の投稿者

Elly

ノンケから見るLGBT

平凡なノンケの主婦。夫、娘、パグ、フレブルと神奈川県在住。ヒョウ柄をこよなく愛する。座右の銘は「夢はかなう」。

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