ノンケから見るLGBT⑤~50代デザイナー~

 

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2018.02.12

ノンケから見るLGBT⑤~50代デザイナー~



みなさん、お元気ですか?
Ellyです。
 
私は以前アパレル業界で働いていました。働いていたときの仲間とは今でも付き合いがあります。そのなかのひとりに女性服のデザイナーとして独立し、頑張っている男性がいます。完全にストレートの男性ですが、どこか中性的なものを感じるかっこいい人です。若い頃は女性が途切れることがないほどモテまくっていました。
 
今回は、その中性的魅力のある彼のLGBT感です。
 

 

50代デザイナーの話~感性の高い人~


彼は現在結婚し3児の父です。

すごく華奢でおしゃれな人なので、若い頃はメンズ、レディース関係なく自分がいいと思った洋服を着ていたので、よくレディースのシャツを着ていました。それをサラリと着こなしてしまうような人です。
 
彼の師匠にあたるデザイナーは男性でしたが、彼曰く「バイセクシャル」。

師匠は結婚し子供もいましたが、アシスタントだった男性と恋愛関係にあったということです。そういう話をしているときに彼が話していたことです。私は彼のことを「Yちゃん」と呼んでいます。50代になった今でも相変わらず中性的なものを感じる不思議な魅力は顕在です。
 

「Yちゃんは男の人が好きなの?」

「俺は別に男でも女でも気にしない。ただ美しいものが好きなだけだから。男で自分が美しいと思ったら好きになるよ。」
 
(素晴らしい、さすがデザイナー!感性が違うわー。昔から「美しいもの」好きだよね。)
 
「じゃあ、男の人と付き合ったことある?」


「付き合ったことはないけど、俺のなかに男女の区別はないから。付き合ったことがないのは、いままで自分が美しいと思える男に出会ってないだけ。」
 
(Yちゃんが美しいと思う男の人ってどういう人なんだろう。でもこの人ってすごい女好きだよね、言ってることがよくわかんないんだけど。今でも遊びまくってるって話だし。)
 
「でも、女好きじゃん。」

「たまたま美しい人が女の人だっただけだから。そもそも人間は男女の区別はないんだよ。誰でも同性を好きだという感覚があるし、内面には異性が潜んでると思う。男には女が潜んでいて、女には男が潜んでるの。それが強く出るか出ないかだけなんだよ。俺は自分がレディースをデザインしているから、女としての感覚がないと出来ない。デザインをしているときは女としての感覚を全面に出してデザインしているの。でも普段の生活ではその感覚がなくなるから女と付き合うの!」
 
(あまりに感性が高い話で凡人の私には理解不能だわ。デザイナ―はこういう感性の鋭い人がなるものなのよね。私のなかにも男が潜んでいて、同性を好きだという感覚があるってことだよね。実感はないけど、Yちゃんが言うとものすく説得力があるよ。あまりの凡人ぶりに自分で自分が嫌になる。)
 

 

彼のなかの女性


彼はストレートなので、今も男性と付き合ったことはないそうです。きっと今後も付き合うことはないでしょう。

ただ、彼のなかには女性が存在しているようです。それは性的指向ではなく感性という形で表れているのではないでしょうか。これが「デザイナー」としての原動力なのかな、と思ったりします。

すごく女好きな人だけど、時として女性言葉を使い、座り方も女性的なことが多々あります。いえ、仕草はほとんど女性です。

だから彼にとっては「LGBT」とかそういうカテゴリーはどうでもよいのです。そんなことは意識もしていません。そういうことを超越した人のように感じます。
 

 

今日のまとめ


彼は50歳のおじさんですが、今でもとっても魅力的!うちの主人とは全く違います。その魅力はデザイナーという職業だからではなく、彼の不思議な「セクシャリティー」のせいかなーとも思ったりします。

長い付き合いなのですが、いまだに理解できないことだらけです。今後も理解できないと思いますが、だからこそ楽しい。

この世にいる人全員が自分と同じ考えだったらつまらないです。

そう、「LGBT」だって「ノンケ」だって混ざり合って生きているから楽しいんです。
みなさんもそう思いませんか?

 

 

Writer's Info Elly

平凡なノンケの主婦。夫、娘、パグ、フレブルと神奈川県在住。
ヒョウ柄をこよなく愛する。座右の銘は「夢はかなう」。

 

 
 

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