イロトリドリ⑨証明するのも大事なこと(2)

 

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2018.01.12

イロトリドリ⑨証明するのも大事なこと(2)

 

皆様こんにちは。

朝起きた時に空が晴れ渡っていたので『今日は洗濯物がしっかり乾きそう!』とテンションがあがり、意気揚々と洗濯機を回し終えた後、突然の雨にみまわれているちも氏です(辛い)


2018年が始まり、あっという間に2週目です。

時間が経つのは本当に早いですね。


気が付けば
「今年も残すところあと半年だー」
なんて言っている自分の姿が想像できますが、今年は、1日1日記憶に残るような毎日を過ごしていく!との抱負を決めてみたりしちゃったのでここで掲げてみたりもしちゃいました(何急に)

そんな相変わらずなちも氏ですが本日もお付き合い頂ければ嬉しい限りです。


 

前回の事もふまえて


それでは今回のお話は前回お話させて頂いた、証明するのも大事なこと~(1)~からの続きと参りたいと思います。

2年半ほど住んでいた頃、彼女の職場が別の地域に変わり通勤が困難になった為、私たちは優しい大家さんのいる前回の物件から引越をすることになりました。

今回のお話は今、彼女と住んでいる物件を探していた時のお話です。



これから住もうとしている地域の不動産屋さんを3、4件ほどまわった私たちは、前回の物件探しでの経験もふまえ、不動産屋さんのカウンターに座り要望を伝える際、冒頭で

「女性同士で付き合っていて同棲を考えているんですが、OKな物件ありますか?」

と一発目からストレートに伝えることにしました。


はじめに『バス・トイレ別』『オートロック』『駅から何分』等と伝えてお気に入りの物件が見つかっても、最終的にここの部分でNGが出るのは避けたいと思ったからです。


今思えば、それにしてもいきなりストレート過ぎるだろうという声も聞こえてきそうですが、これは中々のお勧めです。


不動産屋さんも入店していきなりそんな要件を言ってくる人が中々いないのか、

『あ、はい!少々お待ちください!お調べしますね、…あ、えと、ちなみに家賃は
 おいくらぐらいでお考えですか?』

と、そこで本来ならば一番に向こうが聞きたかったであろう要望を聞いてくれます(笑)



そうして何件かピックアップして頂いた後、次に自分達がこだわりたい物件を絞っていき、何件か見学に行きました。


ここで気になった物件が2件。

1つは隣に大家さんがご家族で住まれているタイプで(隣に大家さんの一軒家がある)、部屋の見学に行った際、大家さんも『やぁやぁ』と手を振りながら一緒に見学する形となりました。


部屋を見て回っている時に

『洗濯物がベランダになったら嫌だと思うから裏に干せるように新しくスペースを造ろうか』
『1階で気になるだろうから道路に面しているこのベランダの部分に照明を増やそう』

等、「え?わざわざそこまでしてくれるの?」といった提案をしてくれました。


彼女と『ご親切にありがとうございます。』と告げ、一度不動産屋さんへ戻ります。


そこで、不動産屋さんから「いかがでしたか?」と聞かれ、

「正直な所、どうしてあんなに親切にして頂けるのかわからないんですが」

と告げました(正直すぎる)


彼女の『コイツ言いおった!』といった表情はさておき、不動産屋さんの返答を待つちも氏。
不動産屋さんはニコっと笑顔を向け、教えてくれました。


『ご安心ください(笑)
実際あそこの物件は以前女性同士の方が住まれていたこともあり(上の方の階)、その時に住まれていた方が後に色々と要望を告げた事をきっかけに変更した部分も大いにあります。
壁紙などが白く、内装が特に女性に人気の物件ですが、それもそちらのカップルの意見だったそうですよ』

と笑いながら答えてくれました。


率直な感想では、「そ…そこまでするか」でしたがそれは心の底にそっとしまっておきました。

そこまで聞き、私達は一度「検討してきます」と席を外しカフェで作戦会議です。


 

オープンにしたらその倍のオープンで


「ねぇ、どう思った?」

「……すごく良い大家さんだと思う」

「奥さんもきれいな人だったね」

「いつの間に来てたの?」

「わかんない、気が付いたらいた」

「言い方、怖い(笑)」


2人でアイスコーヒーを飲みながら、どうしようかと考えます。

自分達が思う要望は叶っているし、大家さんも親切。通勤も楽だしペットもOK。




「…多分…多分だけど結構話す機会多いよね?」

「多分…ね」

そこまで言って阿吽の呼吸でコーヒーを飲み干し、

『もう一軒気になってた所、見に行ってみようか』と、

2人してカフェを後にしもう一件の不動産屋さんへむかいました。



「お待ちしておりました」

と言う不動産屋さんの言葉と共に私達はもう一軒気になっていた物件を見に行きました。

くまなく部屋をチェックし、エントランスから出た時に不動産屋さんが誰かに会釈をします。

ん?と思って視線を向けるとそこには駐車場に停めてある車に乗り込もうとする女性の姿が。

一度乗ろうとしていた車の扉を閉めてこちらに向かってきました。

わからない。みたいな表情を不動産屋さんに向けていると

『大家さんです(にっこり)』

と、一言。


こちらの物件も隣の一軒家に大家さんがお住まいとのことでした。

「お世話になっております」

「そういえば今日は部屋を見に来るっていってたね」

「こんにちは、お邪魔させて頂きました」

自分でも意味不明な挨拶だな。と思いながら会釈をするちも氏。

「素敵なお部屋でした」

ここで彼女がスマートに挨拶をし、一本とられるちも氏(いや、いいから)


「気に入ってくれたら嬉しいわ。よかったら建物の周りとかエントランスとかもゆっくり見て行ってね」

と、ニコニコしながら車へ戻っていく大家さん。


この時ちも氏の頭に過ったのが

『あの大家さん…絶対ペルシャ猫とか足の長いワンちゃん飼ってる…!』

といった確信のない妄想でした。(実際は飼っていない模様)



そんな妄想と共に私達が出した結果は2軒目の物件でした。


 

感覚も距離感も人それぞれ


ここまでお読みになってくださっている方達の中でも、1軒目、2軒目の物件で選ぶ結果は違うと思います。

私達は接客業をしていて人と接する事は本当に大好きですが、仕事以外の事になると実は人見知りで内向的な部分があります。

その結果、2軒目になりました。

どちらの物件も大家さんは親切で優しい方でした。



接し方もそれぞれで感覚もそれぞれ。

そう言った事を感じる事のできる物件探しが実は好きだったりします。

実際、気に入っていた所でも『同性同士はNG』と断られた所もあります。

しかし、昔男性と付き合っていた時代の部屋を探していた頃には『結婚される予定はありますか?』や、もっと厳しいところでは『婚約届はもう書いていますか?』等、確認をされたこともあります。


かと思えば、

『女性同士は綺麗に部屋を使ってくれるから大歓迎』
『駐車場から部屋まで遠かったら危ないから近い所を用意しようね』

等、実際今私達が住んでいる物件の大家さんのように親切にしてくれる所もあります。


結局のところ、同性、異性との同棲についての部分は部屋探しをする上であまり関係ないのかな、と思います。

だけど、「2人の繋がりなどをしっかりと証明、伝える」ことは、異性との物件探しをしていた時よりも大事な部分だということは感じました。
しいて違いをあげるならここの部分は大きな違いかと思います。

最終的には大家さんの考え方次第なので私達探す側からしたら出来ることは自分の今の状況を正確に伝えることなのではないかな。と。


そこでOKが出るのか、NGがでるのか。

ここは話してみないとわかりません。

もしも今、同棲を考えている、物件探しをしているカップルの方達がいるならば、大家さんに伝えるべきことは伝えて、素敵なお部屋探しができるよう頑張ってください!



あ!!


間違ってもちもさんは不動産屋さんの回し者ではありませんよ!(ラブホテルの次は不動産屋か)

皆様のレインボーライフがこれからも素敵なものになっていきますように…♪

長々と2本立てでお送りしてまいりました物件探しの記事ですが、
この記事が少しでも皆様のお役にたつことができればとても嬉しく思います。
今回はここまで。



本日もここまでお付き合い頂きましてありがとうございました。
 
次回お会いする時も皆様が笑顔でありますように。




 
~**これまでの達**~
*バイのちもさんと申します①
*元ストレートの本音②
*ロマン溢れるマンネリ打破③
*自分にとってのカミングアウト④
*カミングアウト(ちょこっと番外編)⑤
*彩りをプラスして心に残る思い出を⑥
*自分だけのオリジナル➆
*証明するのも大事なこと⑧~(1)~

 
Writer's Info

ちもさん
気が付いたら8年経っていました。
という彼女と暮らしているバイセクシャル。

基本浮かれているが考え出したら一気にどん底までネガティブになりその後これでもかというほどポジティブに変貌を遂げるネジティブ体質。

ラブホテル巡りが趣味でなにやらこのの記事内にてカップルで行って楽しく、
そしてゆっくりと2人の時間を過ごせる所やサービスが充実していてごはんの美味しい所等を写真も交えてお勧めのラブホテルを紹介していくことも企み中らしい。

Twitter:@chimosun2400 

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