夏だ!アンチだ!韓国プライドだ!ソウルクイアカルチャーフェスティバルレポート2018【写真22枚】

 

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夏だ!アンチだ!韓国プライドだ!ソウルクイアカルチャーフェスティバルレポート2018【写真22枚】

2018.07.24




こんにちは
初めまして、Ayと言います。

7月14日(土) 、TOHOシネマズデイなのにその日、私は映画館じゃなくて韓国のソウルにいました。

ソウルでは7月22日(日) までSeoul Queer Culture Festival (SQCF) というプライドのイベントが行われており、7月14日(土) はメインのイベントであるSeoul Queer Parade (いわゆるプライドパレード) が実施されたため、それに参戦して来たのです。

ちなみに昨年まではこのイベント、Korea Queer Culture Festivalと呼ばれていました。

今年からは韓国のより多くの都市でプライドのイベントを開催していこうという動きがあるらしく、ソウルのイベントも韓国の1都市としての開催という位置付けにするようです。とはいえ、その規模感は韓国最大であることに間違いなく、その熱さはなかなか筆舌に尽し難くもあるのですが、レポートします!
 


性の多様性に反対する人々


のっけからネガティブなことを書いちゃってあれなんですが、韓国のプライドパレードの特徴として真っ先に挙げられるのが、同性愛をはじめとした多様なSOGIへ反対する人々の存在です。

ソウルの場合、パレード当日にステージでの出し物や各種企業・団体のブース出展が行われ、パレード自体の発着場所でもあるソウル広場の周りを取り囲むような形で同日に反対派の団体がデモを展開、そしてSQCF参加者との衝突を防ぐために多数の警官が動員されるという、ある意味、他の地域でのプライドのイベントではなかなかお目にかかれない光景を目の当たりにできます。

 




「同性婚にNO!」 を太鼓を叩いて主張する反対派の人たち。






プライドパレードの直前に、ソウル広場 (SQCF会場) のすぐ西側の大通りをデモ行進する反対派の人たち。





……子どもを巻き込むとは。この子たちだってもしかするとLGBTQ当事者かもしれないのに( ´Д`)
 

ソウルのプライドパレードは、毎年反対派の一部に道を塞がれたりといった妨害を受けているため、パレードコースは事前には公表されません。そのためかどうかは判りませんが、世界各地のパレードコースがGoogle Mapで虹色に染まってるあれが、残念ながらSQCFでは見受けられませんでした。


 

ブース・展示など、会場の様子


会場のソウル広場で私の注意を引いたものをざっくばらんに紹介します。
 



個人的に私が一番楽しみにしていたのがこれ、Amsterdam Rainbow Dress

同性愛が法律で禁止されている国の国旗で構成されたドレスで、状況が改善された国についてはその国旗をレインボーフラッグに差し替えていく、というプロジェクト。このドレスのアジア地域での展示は今回のSQCFが初めてとのことでした。炎天下でモデルさんが熱中症にならないか心配してたら、トルソーでの展示だったので安心しました……。





SQCFオフィシャルグッズの数々。





レインボーだけでなく、トランスジェンダー・パンセクシュアル・バイセクシュアルのシンボルをあしらったキャンドル。





おれたちが毎日お世話になってるGoogleもブース出展。ドロイド君のステッカーに萌える。アライをアピれるノートも。





各国の大使館もブース出展。LOVE IS GREAT BRITAIN





カナダ。





ニュージーランド。ここで「写真撮って日本のLGBTQメディアにアップしていい? 」って聞いたらですね……





なんか、すごく喜んでくれてカンガルーのぬいぐるみ (けっこう大きい) をお土産にいただいちゃいましたww (感謝を込めた後日のブツ撮りです)

これをもらうためには本当はもっと条件 (寄付とか、ハッシュタグ付けてインスタ投稿とか) があったのではないかと……。ありがとうニュージーランド。実は行ったことないので、そう遠くない日に旅行するよ。






お写真すぽっと。みんなこのボードの前で思い思いにポーズを決めて写メ撮ってました。QUEEROUNDは今年のSQCFのスローガンで、「あなたの周りには常に、私たちセクシュアルマイノリティーがいるんです」といったことを表しているそう。






ステージ。東京から合同で出展しているTOKYO NO HATE東京レインボープライドが登壇中の様子。遠くからの写真で判りづらいのですが、真ん中でマイクを握っているのは歌手の清貴さんWE ARE ONEをアカペラで熱唱し、会場をめっちゃ盛り上げていました。






これすごいなーって思ったんですが、ステージ脇に大型モニターが2台設置されていて、片方にステージ登壇者、もう片方で手話通訳者とリアルタイムでの字幕を流してるんですよ (写真だとモニターの映像が乱れているように見えますが、実際はクッキリハッキリ映ってます) 。


さすがはサムスン・LGの国、韓国である (実際にこのモニターのメーカーがどこなのかは確認せずにテキトーに言ってます) 。






ツーショット写真の希望者が殺到していた人気者、その1。






ツーショット写真の希望者が殺到していた人気者、その2。GOD LOVES GAYS。

 

パレード


出走フロートは全部で8台。意外と少ないと感じるかもしれませんが、1つ1つのフロートについて歩く人数が東京のパレードとは比較にならないほど多く、道幅もかなり広く使えるためボリューム感はすごいんです。


 


パレード出走を待つ人々。SQCFのパレードへの参加は事前登録が不要で、当日、会場に来て好きなフロートについて行けばよいというフリーダムなスタイル。それにしても旗が多い……!!





私は7番目に出走したTOKYO NO HATEと東京レインボープライドの合同フロートに参加。見よ、この人の数と密度を。






Nソウルタワーが視界に入ることで高揚感が高まる!






途中、パレード参加者が一斉に後ろを振り向きながら上の方を指差すのでなにかと思ったら、韓国の国家人権委員会のビルにレインボーフラッグが!





マクドナルドの3階からレインボーフラッグを振ってくれる人が!





ゴール。ソウル広場に戻って来ました。お疲れお疲れー

 

ざっくりと感じたこと


私はソウルのプライドイベントに参加するのは今回で3回目だったのですが、毎度、反対派の圧に負けずイベント・パレードをやりきる来場者・運営・出展者・登壇者の熱量がすごいと感じています。また、肌感覚なのでなんとも言えないのですが、不思議と今年は反対派の人たちに前年までの勢いやパワーを感じませんでした (暑かったからなのかもしれないけど) 。

もし、性の多様性を信じる私たちが反対派の彼らを押し切りつつある、のであれば嬉しいことです。


ソウルは近いし美味しいご飯の選択肢も潤沢なので、来年は好きな人と一緒に来ようと思います。

 

WRITERこの記事の投稿者

Ay

東京都在住・在勤のヒマ人です。右手だとiPadが反応しないという謎の体質です。小さなころの夢はサンタクロースになることでした。
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