新宿二丁目ゲイバーで語る『おっさんずラブ』〜Revival編〜

 

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新宿二丁目ゲイバーで語る『おっさんずラブ』〜Revival編〜

2018.09.01



 
全国8000万(推定)のOL民のみなさま、

その後いかがお過ごしでしょうか。
 


こんにちは。レインボーライフ編集部、K野です。


前回、『おっさんずラブ』第6話があまりにしんどすぎるためにおこなわれた「最終回直前緊急対策会議」

『おっさんずラブ』に人生を狂わされたお二人に、ドラマのしんどさを大いに語っていただきました。



「とにかく牧くんが幸せになってくれればいい」
「牧くんが幸せにならない世界は間違っている」
「わたしだけの力では牧くんを幸せにできない」




全OL民が苦しみ抜いた「魔の一週間」を経て、「この春いちばんピュアな恋愛ドラマ」は無事、大団円を迎えました。




あれから数ヶ月。




セミの声を聞きながら、対談でのこんなやり取りを思い出しました。



 
〜回想〜
 












あの2人、大丈夫???





生きてる????

 






……気が気でなくなったので、

 
 

ふたたび新宿二丁目にやってきました。


訪れたのはもちろん、大輔さんが在籍する新宿二丁目のゲイバー「Bar Lion

 
  

オールジェンダー歓迎のためノンケでも女子でも腐女子でも気軽に楽しめる、二丁目初心者にはうってつけのバーです。

 






 
結果からいうと、


2人とも、ご存命でした。






よかった・・・。



とりあえずの安否確認ができたところで、

最終回を終えたあとのお二人の心境を、たっぷり語ってもらおうと思います。

 



大輔さん

新宿二丁目にあるゲイバーBar Lionのチーママ。脊髄反射でグッズを購入しているため、何にいくら金を使ったのかまったく覚えていない。



山田さん

牧くんが好きすぎる同人作家。『おっさんずラブ』のサントラを聴きながら生活しているため、公共空間で急に号泣しだすことがある。今日も街で牧くんの影を追いかけている。



K野

レインボーライフ編集部。いわゆる “ニワカ” のため基本、合いの手を入れる係だが、今回はちょっとだけ多めにしゃべってます。

 


注1)ドラマを最後まで見ている前提でしゃべっています。(そりゃそうでしょう)
 


注2)この対談は8月初旬、「公式ブック」の発売直前におこなわれたものです。
 




それでは「Revival 編」、スタートです。



 

この企画は「鏡月」の提供でお送りしている……わけではありません。





鏡月、何割りでつくりますか?
 

ジンジャー割りで。
 

ジャスミン茶でお願いします。
 

今日もシラフ? 2人とも。
 

今日もシラフです。
 

出た出た。よくアンタたちシラフでここでしゃべれるわね。


ははは……。
  

そういえばこないだの記事見てねえ、まあまあ古参の腐女子みたいなのが店に来てくれた(笑)。
 

おお! うれしいですねーそれは!
 

めちゃめちゃガッツリ飲んでいったわよ。一生中身のない話をしながら(笑)。2人で来てくれたんだけど、ひとりはもう酔っ払って、途中から急に牧くんを想って泣きはじめてた(笑)。
 

(爆笑) えーすごい、いい人!
 

それをなぐさめてね(笑) 「わかるよ」とか言って。誰だよ! みたいな。
 

とりあえず 公式グッズが 安すぎる(川柳)


まあ、終わっちゃったもんねードラマ……。
 

そうですねー。でも、終わって2ヶ月以上経った実感ありますか?
 

ないですね。
 

全然ないですよね。
 

微塵もないです。グッズもね、第3弾がね。
 

ねーもう絶対欲しいんですよね、あのネームバッジが! 持ってるカバン全部につけたくて、あれを。ほんとに……! 春田と牧で、あれを……(息が荒くなる)
 

強め。
 

前回は、「6話」のあまりのしんどさに茫然自失のお二人が、ただ「牧くんが幸せになってほしい」っていう、ほとんどそれだけの内容を1万5千字のボリュームでお届けしたわけですが……。
 

そういえばそうだったね(笑)。記憶障害なのよね、基本的に。
 

そうだったんですよ。でも結果ああいうラストを迎えることになって、お二人は最終回、どうだったのかなと思いまして。
 

何から語ればいいのやら……。
  

なんか最終回見るまでは、7話だけじゃ、牧が幸せになれないって思ってたんですよ。報われないって。でもなんか8割方……報われたかな? って。あと2割は、もうちょっとこれから。
 

もうわれわれはお金を積むことだけですよ。われわれの仕事としては、今はね。
 

そうですね。とりあえず公式が次、作るためのお金をね……。なんか「公式ブック」が、予約の時点で10万部超えたらしくて……。
 

ね。ちょっと引いたけどね。
 

(笑)。でも良かった〜〜って。やっとお金が使えるから、バンバン買っちゃってて。わたしはテレ朝と、田中圭のオフィシャルのほうで買ったんですけど。
 

「圭モバ」。
 

圭モバで。特典が付くらしくて。だからあのDVDと公式ブックは、テレ朝と圭モバで、それぞれ買って。
 

DVDも両方で?
 

両方で買いました。友達に貸して、借りパクされてもいいように。
 

そこに備えて!?
 

きっと内容がすばらしいから、欲しくなっちゃう気持ちもわかるんですよ。だからもう、借りパクされたらそのときはそのときって。
 

でもそういうのあるよね。うっかり円盤2枚予約してるみたいなね。原因はわからないのよ。原因はわからないんだけどうっかり2枚。
 

まとまった金を公式に、使えるっていううれしさ。
 

「金の使いどころがない!」というのも前回しきりにおっしゃってましたからね。
 

貯まって貯まって仕方なかったんで。その貯まったお金をバッと出せる場所がやっとできたんで。あーようやくお金使えたなーと思って(笑)。うれしいなあって……(笑)。
 

もう自分で笑っちゃってる。
 

でもあのねえ、さすがに安いかもね。
 

さすがに安いですよねあれは!?
 

安かったから、むしろこれからもいっぱい出してくれるのかな? とか思ったりもしたんだけど。
 

あれ、いくらでしたっけ? 本。



 

1500円くらい。
 

覚えてない。全然覚えてない。買ったのに全然覚えてない(笑)。円盤の値段も覚えてない(笑)。
 

覚えてないですよ! 安かったことだけは覚えてるんですけど。
 
 

こないだ「テレアサショップ」で、この「虎の巻」のアクリルキーホルダーと、あとクリアファイル買ったんですよ。
 
 
 


2つずつ買ったんですよ。とりあえず。
 

いったんね。
 

で、わたし4000円用意してたんですよ。4000円くらいだろうと思ったから。そしたらお会計がなんか2千いくらで。思わず「え、安っ……タダじゃん……」って言ったら、レジのお姉さんに「タダじゃ……ないんですよね(困)」って言われて。
 

なんかさ、レジの人と解釈違い起きるときあるよね。
 

そう、解釈違いがすごいんですよ! 「4つ買って2100円はタダです」って。
 

お釣り来るんだけど? みたいな。「お金もらったんだけどどうしたらいいの??」って。
 

お金もらってはないですよ。
 

4000円持ってきたんで受け取ってもらっていいですか? って。レジに入れといてもらっていいですか? みたいな。安すぎるんですよねー。
 

箱を用意してくれればいいですよね。余ったお金入れる用の。
 

テレ朝の『おっさんずラブ』コーナーに募金箱置いといたら、鬼のように集まりますよ。
 

もはやそういうことしても炎上とかしなそう。
 

わたしたちが望んで出してるわけですからね。
 

「人権、失ってるよね」


最終回にかんして言うと、前回「公式との解釈違いがつらい」とおっしゃっていたあの件については、最後の最後で「春牧」の展開がありましたが、あれはどうでしたか。
 

いやなんかもう、わたしが作ったかな? みたいな。
 

「現実」なのか、それとも「自分の妄想がテレビでやってる」のか、っていうね。
 

びっくりしましたよね。友達に7話のこと話してて、「なんか最後ね、押し倒してキスするんだけど……え、待って、これってわたしの妄想だったかな……?」みたいな。「ちょっと公式見るわ……」って公式見たら、「あ……やっぱ現実だった……」って。いや、まさか、あそこで……
 

体位が……
 

わたしふつうに、牧が、上に乗って、キスして、ハッピーエンドで終わるのかと思ったら、あそこでいきなり「!!!!!!!???????」 って。しかも『おっさんずラブ』って、カットがかかるまでは演技をつづけるんですよ。ってことは、ラストシーン、フェードアウトしたじゃないですか。絶対してるんですよ、あのあと。
 

だね。
 

で、DVDの特典でもしかしたらそのシーンの別アングルが見れるかもしれないじゃないですか。
 

「別アングルって何よ」って感じじゃん。「別アングルって何よ」って感じじゃん。別アングルって……
 

もうだから、あの、「後頭部が見える」みたいな……
 

(爆笑)
 

2人でこう……! 2人でこう……!(ジェスチャーを交えつつ)
 

よい。よい。よい。よい。
 

全然それでいいんですよわたし! アッ、遣都くんのつむじはこうだけど、田中圭のつむじはこうなってるんだ! みたいな。
 

つむじ……
 

それでいい。それでいい。
 

特典は「あの名シーンを別アングルで」だから、そことは限らないんですけどね。もしかしたらバックハグかもしれない。
 

うんうん。
 

どこであってもいいんですよ。
 

まあね。
 

いや、でもあのラストシーンはもう、すばらしすぎて……。深夜もう……。あの、オタクって情緒不安定じゃないですか。
 

そうですね。安定したことがない。安定したことがないから、もう、それが逆に安定なんだと思ってる。
 

あの、深夜に急に泣きたい瞬間が来るんですよ。
 

フフフフ(笑)
 

「あ、いま思いっきり泣きたい」って。で、その思いっきり泣きたいときに7話見ると、もう、過呼吸ばりに涙が出るんですよ。
 

人権、失ってるよね。
 

ちずが「牧くん!」って追いかけるじゃないですか。そこからもう泣いて。で、牧がはじめて、年齢相応の「つれぇ!」って言葉を発した瞬間にもう、涙が止まらなくなって。
 

うんうん。
 

それでもう、わたしも、その場にいるかのように「春田ァーーー!!!」って叫ぶんですよ。
 

(笑)
 

牧は「泣いて帰ってきても許さないからな」とか言っておきながら、春田に泣いて「ただいま」って言われて、「おかえり」したんですよ。許すじゃん……! 受け入れてんじゃん……!! 好きじゃん……!! やっぱ好きじゃん……!!(泣)
 

そして何度見てもあの「空白の1年」。
 

しんどいねあそこはね。
 

あの空白の1年なにがあったんだろう? って。春田が合コン行って、寝落ちして、そのまま職場に来るみたいなの、あったじゃないですか。もう、つらすぎてつらすぎて。でも、ようやく思い知ったかって。ようやく牧のいない生活のつらさを思い知ったかって。
 

フフフフ……(笑)
 

しかも、春田の何が罪深いかっていうと、合コン行ったその日につけてたネクタイが牧のネクタイなんですよ。
 

そうなのよねあれね〜〜〜〜〜!
 

いや、もう、牧の面影、求めてんじゃん……!って。女に牧の面影求めてんじゃん……!って。
 

好きやんけ!みたいなね。
 

……牧も、幸せになることに対して、おびえすぎっていうか。一線引きすぎっていうね……。
 

まあ、しょうがないよねえ……。
 

そうなんですか……?(泣)まあたしかに、そっちの世界に引きずり込むのは怖いかもしれないけど……。
 

怖い怖い。だって自分だってさ、もうね、社会人の男だったらさ、ひとりで生きていけるんだもん。それで何でもできるのよ。そこに巻き込むのは怖いでしょ。相手ノンケよ〜〜?? アンタ。しょうもない生き物よ、ノンケなんか! ハハハ!(笑)
 

でも、ほんとにあの、お父さんにご挨拶したその日に別れてるんですよ。
 

そうなんだよね……あれすごいよね、冷静に考えたらね。

 
なんか、武蔵と一緒に住んでるあいだの春田は、どちらかというと「恋人に接する」っていうよりは、「父の面影を求めてる」感じな気がして。洗濯機にティッシュ入れなかったときのシーンとかも、ふつうに親に褒められてうれしがってる3歳児なんですよ。顔が。
 

恋人って感じじゃなかったですよね。
 

恋人って感じじゃなかったんですよ。だからそれはそれで武蔵かわいそうだなあって思って。それで1年いっしょに暮らしてるわけだから。
 

ほんとですよ。しかもそうなると、そもそもどのくらい、最後にああなることがわかってて、春田と暮らしてたのかっていう……。
 

ノンケだからねぇ〜〜。

 

 

 




WRITERこの記事の投稿者

K野


たすけて・・・

 
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