性の4つのファクター

 

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2017.03.31

性の4つのファクター

皆さん、こんにちは。

 突然ですが!

「性」ってなんでしょうか?笑

性別は何ですか?と聞かれた時、あなたは何と答えるでしょう。

なぜそう答えるのでしょう?

改めて聞かれると、「なぜだ?」と思う人も多いのではないでしょうか。

普段私たちは、何を基準に自分の性別を決めているのでしょう?

これを紐解くために、ここでは「性」を4つの要素に分解して考えてみます。
 

1. 「生物学的性」

これは染色体や遺伝子情報などから判断される性で、いわゆる「身体の性」です。男性・女性・中性(男性とも女性とも判断できない場合→インターセックス)があります。  


2.「性自認」

性自認というのは、自分で自分の性をどう思うか、です。例えば、自分は「男」だと思うのか「女」だと思うのか、などです。「男女どちらとも言えない」、「どちらでもない」、「わからない」などの場合もあります。
 

3.「性的指向」

難しく聞こえるかもしれませんが、これは要するに「誰を好きになるか」です。同性が恋愛対象になる人(ホモセクシュアル)、異性が恋愛対象になる人(ヘトロセクシュアル)、どんな人も恋愛対象になりうる人(パンセクシュアル)、誰も恋愛対象にならない人(アセクシュアル)など、様々あります。また、「恋愛対象として好きになる」ことと、「性的対象として好きになる」は別であり、相手に対して「恋愛感情は抱くけれど、性欲は抱かない(ノンセクシュアル)」という場合もあります。
 
4.「性表現」
上記の3つが身体や内面など、個体としての特徴であったのに対し、性表現は「社会的な性」という視点が入ってきます。男らしい、あるいは女らしい服装や言動をすること、つまり自分の性を外部に対してどう表現するかということです。何が「男らしい」か、「女らしい」かというのはそれぞれの社会や時代によっても変化するため、性表現において「100%男」などというのは難しいといえるでしょう。
 

上記の4項目をそれぞれ別のものと考えて、「セクシュアリティ」がその集合体だと考えると、セクシュアルマイノリティの性のあり方について、少し理解がしやすくなるかと思います。

4項目を実際の人間に当てはめて考えると下図のようになります。
 


例えば、「一般的とされている男性(シスジェンダー、ヘトロセクシュアル)」のセクシュアリティは、生物学的性が男性で、性自認も男性で、性的指向が女性で、性表現が男性、ということになります。



各項目を独立したものと考えると、その組み合わせの数から、どれほど多様なセクシュアリティが存在しうるのかがわかると思います。

さらに、性的指向において「誰に対しても恋愛感情も性欲も抱かない(アセクシュアル)」という場合や、指向が時間とともに変化するという場合もあるので、実際は4つの要素のみでは表現できないほど多様なセクシュアリティがあります。

一言で「性」と言っても、その実態は実に多様で曖昧なものなんですね。

※この内容はあくまで筆者の理解です。

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