知っているようで知らないかも!?LGBTの理解に必要な3つの専門用語を解説

 

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知っているようで知らないかも!?LGBTの理解に必要な3つの専門用語を解説

2018.04.28



当サイトはゲイはもちろん、ノンケ(異性愛者)も含めた様々なセクシャリティの方に楽しんでいただけるコンテンツが充実しています。ということは、いろんなセクシャリティにまつわる用語も各記事でたくさん登場しているわけです。そこで、今回はゲイの当事者である仲泊が同性愛者やセクシャリティを理解する際に覚えておきたい専門用語を、独自の視点も絡めながら解説します!
 

 

専門用語①LGBTQ+


セクシャリティにまつわる専門用語で恐らく一番よく知られているのがLGBTで、それぞれ順に「レズビアン」、「ゲイ」、「バイセクシャル」、「トランスジェンダー」を指します。そして、最近ではこれに「クエスチョニング」の”Q”を加えることも増えています。
 
クエスチョニングとは、自身のセクシャリティが定まっていないような感覚を持っている人のことを指します。しかし、実際にはアセクシャル(無性愛)など、世の中には驚くほど多様なセクシャリティがまだたくさんあります。
 
確認されているセクシャリティを全て「LGBT」に足していくとキリがないということで、特に英語圏では最近は”LGBTQ+(プラス)”という表現を使うことがあります。これはセクシュアル・マイノリティのコミュニティ全体を指す言葉として、海外のニュースなどでよく目にするようになってきました。
 
「名称なんてこだわらなくていいのでは?」と思う方もいるかもしれません。確かに言葉遊びのようにも感じられるかもしれませんが、たとえば性的少数派にメリットのある何らかの法律や条例ができた時、その対象が「LGBTとされていれば、もしかするとそれ以外のセクシュアル・マイノリティの方はその施策の恩恵を受けられない可能性もあります。
 
このように法律や規約などで「LGBT」という言葉がどう扱われるかという問題があるということも、ぜひ覚えておいてください。
 

 

専門用語②ホモフォビア


日本語では「同性愛嫌悪」などと訳されますが、「ホモフォビア」とそのまま表記することもあります。和訳の字面通り、同性愛者に対する嫌悪感のことを指します。
 
海外ニュースでは”homophobic(同性愛嫌悪的な)”という表現もよく使われ、これとセットでよく”case(事件、判例)””lawsuit(訴訟)”という言葉も使われます。つまり、ホモフォビア的な言動に対してゲイやLGBTアクティビスト側が訴訟などのアクションを起こしているニュースが多いということです。
 
「ホモフォビア」はただ単に同性愛に不快感を抱くことを指すというより、かなり強烈に同性愛を嫌悪、否定する場合に使うことが多いです。少し言い方を変えれば、「アンチ・同性愛者」とも言えるかもしれません。
 
日本でも近年ゲイやセクシャリティに関する議論が活発になってきましたが、それはセクシャリティに関して様々な立場を表明する人が出てくる可能性を示唆しています。それと同時に、「ホモフォビア」という言葉もより認知度が高まるかもしれません。
 
 

専門用語③アクティビスト


和訳すると「活動家」という意味で、「LGBTアクティビスト」といえば、LGBTの権利向上のために何らかの活動を積極的にしている人のことを指しますが、「アクティビスト」だけだと必ずしもLGBT関連の活動家を指すわけではありません。宇多田ヒカルの「あなた」という楽曲の歌詞に使われたことで、この言葉を初めて知った方もいるかもしれません。
 
特に政治活動や啓発活動に盛んに取り組んでいる方を「アクティビスト」と呼ぶことが多いです。欧米圏にはかなり多くのLGBTアクティビスト団体があり、ゲイが起こした訴訟をアクティビスト達がサポートするという構造もよく海外ニュースで見かけます。
 
 

まとめ


セクシャリティやゲイに関する専門用語はかなりたくさんありますが、勉強のように覚えるというよりは、記事などで見かけるたびにその都度具体的に理解するのが一番です。今回の3つは特に海外でよく使われているゲイに関する専門用語ですが、今後日本にも波及してくる可能性が非常に高いキーワードなので、ぜひ参考程度に覚えておいてくださいね。


 

WRITERこの記事の投稿者

仲泊

 
ゲイ&ダブルマイノリティのリアル
ゲイとりっぷ!

統合失調感情障害という精神疾患を抱えながら、音楽関連の研究者を目指しているゲイのミュージシャンです。公式ブログもぜひご覧ください!


      
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