「自分はゲイかもしれない」と思った中学生時代の3つの出来事

 

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「自分はゲイかもしれない」と思った中学生時代の3つの出来事

2018.07.19

 

ゲイや同性愛について知識が少ない、もしくはほとんど無い状態のとき、「自分がゲイかどうか」ということで悩むことがあります。

仲泊は中学生の頃に「自分はゲイなのかな」と思い始めましたが、どのような場面でそう感じたのか、実際の経験から3つをご紹介します。
 
 

①「女性のタイプ」を聞かれて困る


僕が自分の恋愛感情や性的欲求が周りの人たちと違うかも、もしかしたらゲイかもしれないと感じた出来事で一番よく起こっていたのが「女性のタイプを聞かれる」ということです。
 
中学生にもなると男子同士でクラスにタイプの女子がいるかとか、女性芸能人なら誰がタイプかといったことが話題になりますよね。他の男子が具体的にどんな女性がタイプか答える中、僕はピンとくる答えが全く浮かばずに何となく話を逸らしていました。
 
当時はゲイという言葉ではなく「ホモ」という言葉だけ知っていたので、「自分はホモなんだろうか」と思ってましたが、そもそも同性愛についての正しい知識も情報も知らなかったですし、今より気軽にインターネットを使えるような環境ではなかったこともあり、自分がゲイという自覚にまでは至りませんでした。
 
ちなみに、「女性のタイプ問題」はクローズド(カミングアウトしていない)ゲイにとっては結構深刻で、僕も周囲にカミングアウトする前はいつもこの手の質問には困っていましたが、とりあえず無難な女性芸能人の名前を答えていた記憶があります笑
 
 

②「男の裸」の方が気になる


もちろんゲイの自覚がない中学生の頃はゲイビデオ・雑誌なんて縁がありませんでしたが(そもそも18禁)、テレビで水泳選手や格闘家の肉体が映るたびに気になっていました笑
 
女性の裸を見ても特になんとも思うことはありませんでしたが、男性の体に何となく興味が湧くというのは思い返せば小学生の頃からあったなあと今では思います。
 
ただ、中学生の頃はそれがいけない気がしていたので、体育の着替えの時は罪悪感のような、恥ずかしさのような、不思議なうしろめたさから同級生の裸を見ないようにしていました。
 
あと、逆に自分の裸を男子に見られたくないという感覚も小学生の頃からあって、後にゲイの人は結構この感覚が10代の頃にあった人が多いということを知りました。
 
僕の中学、高校ではプールの設備が無かったため、さらに強烈なうしろめたさを感じることが無かったのはある意味よかったと思います笑
 
 

③初恋


②までご紹介した出来事はすべて「ゲイ『かもしれない』」という疑いの段階で留まっていたものですが、次にご紹介する出来事「初恋」は、まさに「自分はゲイかもしれない」が「ゲイなんだ」という確信に変わったきっかけです。
 
僕は中学二年生の頃に初恋をしました。とても好きで、ずっとその人のことを考えてしまう。そんな恋をした相手は同学年の親友である男子でした。
 
「好きだなあ」と思っているだけの時はあまり「自分がゲイかどうか」ということを考えませんでしたが、とあることをきっかけに僕はこの初恋に大きく悩むことになります。その男子に彼女ができたんです。
 
この時、僕は彼女との恋愛についての様々な相談に乗ったり、二人が円滑にいくように喧嘩した際に間に入ったりしていましたが、その度に胸が張り裂けるような気持ちになっていました。
 
そして、ちょうど家にパソコンがやってきたので、「男だけど男が好き」のようなキーワードで検索をし、「ゲイ」という言葉を知って自分が同性愛者だという自覚を持ちました。
 
 

まとめ


今回は僕が中学生時代に「ゲイかもしれない」と感じた出来事と、それが確信に至るまでの過程をご紹介しました。

「セクシャリティは生まれつき」と言いますが、実際のところはそうでもないんじゃないかなと僕は最近思っています。ここでの3つの出来事は僕の中学生時代のことですが、これが20代や30代で起こることもあるでしょうし、そういった例のゲイやバイの方も周りにいます。

この記事が「自分はゲイかもしれない」とどこか感じている方にとって、何らかの参考になりますように!





 

WRITERこの記事の投稿者

仲泊

 
ゲイ&ダブルマイノリティのリアル
ゲイとりっぷ!

統合失調感情障害という精神疾患を抱えながら、音楽関連の研究者を目指しているゲイのミュージシャンです。公式ブログもぜひご覧ください!


      
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