セクシュアリティ迷子

 

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セクシュアリティ迷子

2017.04.15
             

皆さん、はじめまして。
愛知県で大学生をしているりぃな(Twitter @rii83na)です。
 
この一年ほど、

「LGBT当事者」

としてブログを書いたり、イベントを開催したりする中で幾度となく聞かれてきた質問があります。

  それは

「あなたのセクシュアリティは何ですか?」

という質問です。
   
そのたびに私はこう答えてきました。
 

「たぶん、レズビアンです」


この 「たぶん」 の意味の受け取り方は人それぞれだったようで、中にはとても重く受け止めてくださった方もいらっしゃいました。
 
私が
「たぶん」 と付ける理由はただ一つ、
「レズビアン」
に縛られたくない、ということです。

 
「レズビアンだから○○しないと!」
と自分のセクシュアリティに縛られた生き方はしたくない。
自分自身がどんなセクシュアリティであったとしても、自分は自分でいたい。
ただそれだけです。
 
私は昨年から名古屋あおぞら部(Twitter @nagoya_aozora)というサークルを主催していますが、このサークルでは参加者に対して、参加者自身のセクシュアリティについて特に尋ねていません。
 
それには2つの理由があります。
 
1つは、LGBT当事者だと自認する人にも、LGBT当事者ではない(いわゆるストレート)と自認する人にも、自身がLGBT当事者かどうか悩み中の方にも、気楽に参加して欲しいという気持ちがあるからです。
 
そしてもう1つの理由は、将来的には
「相手のセクシュアリティなんか気にせずに、みんが生活できたらいいよね」 という私の希望があるからです。
 
名古屋あおぞら部に参加してくださる人から、
「自分のセクシュアリティが見つかって安心しました!」 という声も聞きます。
いろんなセクシュアリティについて知ることで、自分に合うセクシュアリティを見つけられて、モヤモヤした気持ちが晴れることもあると思います。
 
ただ、それと同時に
「多様なセクシュアリティを知れば知るほど、どんどん自分がどのセクシュアリティかわからなくなる」 という声も聞きます。
 
私はそれで良いと思います。
 
無理に自分のセクシュアリティを決める必要も、セクシュアリティを見つけることに時間を費やしすぎる必要もないと思います。
 
便宜上、自分に一番近いセクシュアリティの名前を知っておくと、誰かに伝えるときに便利かもしれません。
 
でも、自分の中では、
「自分のセクシュアリティはよくわからない!」 という状態で、 「自分は自分だ」 と思えていれば良いのではないでしょうか?
 
中学生や高校生のLGBT当事者の中では、「男性」や「女性」という枠に収まりたくなくて、自分の性別について
「性別迷子」 といった表現を使う人も多くいます。
 
なら、私たちも
「セクシュアリティ迷子」 でも良いのではないでしょうか?
 
これからの人生のどこかで急に、自分のセクシュアリティが変わることもあるかもしれません。
今はぼんやりしている気持ちがはっきりして、
「このセクシュアリティだ!」 と思うものに出会うかもしれません。
 
大事なのは、
「自分がどんなセクシュアリティであるかどうか」 ではなくて、 「自分がどんな夢を持って、その夢に対して頑張っている人であるかどうか」 ではないでしょうか?
 
皆さんに問いかけると共に、私自身も
「自分が何をしたいのか」 を改めて考えながら、新年度を有意義に過ごしていきたい!と思いました。
 
今後も定期的に書いていきますので、ぜひよろしくお願いいたします♪

WRITERこの記事の投稿者

りぃな

セクシュアリティ迷子

レズビアンかもしれない大学生。名古屋あおぞら部を主催

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