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道徳の授業で。

投稿日:2019.02.05 20.46

投稿者:鈴_rei

道徳の授業で"多様な性"についての授業したのですが、内容的にはLGBT、同性愛についてだったんです。授業が始まった時は特になんとも思ってはいなかったので、「中学の授業でLGBTについて授業するようになったんだな」とか「みんなはどう思ってるのかな」とか軽く考えていたのですが、授業始まってすぐに「LGBTは生産性がないから要らない消えろ!」とか「差別するの仕方なく無い」という感じの言葉がすぐ側の席から聞こえてきてその言葉に対して批判じゃなくて笑いが起きていました。それを聞いたら、「やっぱりセクマイは認められてないのかな…」「自分がセクマイの1人だって知ったらどう思うんだろう…」とかぐるぐる考えてしまって初めから泣きそうでした。というか泣いていました。

授業のワークシートの欄に国の話があったんです。
同性婚、パートナーシップ制度がある国➡34カ国
同性愛を犯罪とみなし、禁錮刑と科す国➡75·6カ国
同性愛を犯罪とみなし、死刑と科す国 ➡5·6カ国
同性婚、パートナーシップ制度を認めている国より同性愛は犯罪だとしている国の方が2倍以上多いんですって。それに、自分が嫌だから詳しくは書かないけど聖書には同性愛は罪だ、特に神を否定した人への罪だ。って書かれてあって…。人を好きになることは罪なのですか?自分には全く持って理解できませんでした。

担任がこの授業に持ってきた絵本が
「and TANGO makes three(タンタンタンゴはパパふたり)」
というペンギンの同性カップルの実話なのですが、めちゃくちゃ共感もてましたし正直羨ましかったしよかったねという感じで感動したのですが、周りの人が「いや結局ホモじゃん。無理なんだけど。」みたいなこと言っていてとても辛かったです。

授業の初めから終わりまで永遠と馬鹿にしてる人いてムカつきましたし悲しかったし悔しかったです。否定してる人達は、自分の近しい人達がセクマイの一人だったらとか考えたことあるのでしょうか?周りにアライが誰もいないまたはいるのが分からないから相談出来なくて打ち明けるのも怖くて1人で悩んで1人で苦しんで。そしてからかわれ続ける。自分で意識してなくても「あ、そっちの人?(笑)」「○○ゲイでしょ?ゲイバー行けよ(笑)」「お前らレズかよ(笑)」みたいに無意識に言っているのを聞くと本心では差別されてるんだなって悲しくなりました。セクマイへの差別がずっと沢山あって。きっとこれらも無くならないんだろうなって。自分はみんなと性別が違うことに前から気づいてて、確信もてたのは最近だからなんて言えばいいのかわからないのですがセクマイとしてもそういうのは嫌ですし特に今回みたいに左右両方囲まれてそういうこと言われるの本当に辛かったです。

前からずっとそういうのは良くないって言ってきていたんですけど、「え、確かにホモとかレズとかあるかもだけど、でも性別は男と女の2つだけだし?(笑)(笑)(笑)」と前に言われてショックでした。じゃあ今目の前にいる自分は何だろうって。それと今回の授業終わったあとに「今日の授業○○の得意分野だったね!」と言われました。悪気があった訳じゃないのは分かってるのですが、何でしょう得意分野って?意味分からないですしそんな言い方されたくないですしほんとに嫌でした。

自分は今回の授業でさらに周りの人に相談がしづらくなってしまいました。どうすればこのようなことは無くなるのでしょう?

長文すみません、心のズキズキを出したくて……。
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GID当事者MTF、恋愛性対象は女性の私からちょこっとお話ししますね。

2019.02.05 23.17  |  投稿者:Nana

今時は道徳の授業でこういうものも扱うんですね〜。
実際、社会では徐々にではありますが、多様性を受け入れてきているところもあります。私はアメリカの会社にいるのでLGBTだろうが人種・国籍・年齢・性別、一切差別や偏見がない社会で生きていますのでずいぶんお気楽さんです(笑)。

長くなりますのでごめんなさいね。

LGBTと一括りにするとわかりにくいのですが、医学的にもLGBとTは異なる種でして、私の場合は生物学的には男性ですが、心や脳の構造、性質は全て女性です。既に性同一性障害の診断も受けておりますので、医学的にも証明されちゃってるわけですね。
で、これは性自認、自分の生物学的な性別と心の性別がどうかという問題で、これとLGBとは違う問題。LGBは性志向の問題ですので、私のように自分が女性の性自認であって、恋愛性対象は女性となると、生物学的には男女の関係でありながら、性自認上はレズビアンとなります。

さて、同級生の人たちの反応ですが、当事者からすればとても残念、ショックではありますよね。でも、実社会に行くとこれがもっと表面化してきたり、社会的制裁に繋がってたり、はたまた影に隠れて差別偏見を受けていたり、もっと複雑難解な状況になることが多々あります。

私が自分の性別に違和感を明確に持ったのは小学生低学年くらいの頃のこと。でも男らしくいなきゃと思い、男らしく振る舞い、男としてこれまでの人生の大半を過ごしつつ、確実に性自認は女性であることも並行して育んできました。そして若い頃から仕事をしていて、それなりの地位につき、社会的にも+な人間として扱われてきました。
ですが、性自認のこととなると、私から遠く離れたところでは差別偏見が横行しているものの、自分の周りは寛容で、私の仕草や趣味嗜好が女性そのものであっても、それは男性・女性という区別で受け止められているわけではなく、あくまでも“私”という存在として受け止められてることに気がつきました。これは二十代前半からずっとそうですね。

今も昔も何かしらの差別や偏見の考え方ってあると思うんですね。人種、民族、出身校派閥、方言、人脈、色々な差別や偏見があり、恐らくそれらが完全に消えることはないと思います。
私だって自分が差別や偏見を受ければいい気はしませんが、私の性自認が個性であると考えると同時に、これらに差別や偏見を持つのも、広い意味で個性ではあるのかなと。
ですので、差別や偏見を受けても私はなんとも思いません。

もっと言えば、人は誰でも差別や偏見を受ける可能性がありますので、LGBTだけではなく、それこそ仕事ができるできないだけで中傷される人もいれば、コミュニケーション能力で陰口を叩かれるような人だっていますからね。それだって差別や偏見に含まれることがありますので。

同級生の子達の発言は、どっかの議員の発言を裏打ちしたようなものだと思いますし、その内容、意味を正確に理解した上での真っ当な意見などではないでしょう。ましてそれら人の言葉を使って揶揄してきたことなんて取るに足らないこと、世の中にはたくさん横行していることです。
大切なのは、そこで自分の人間性がどう反映されているか、自分で自分を認め、人に対して寛容でおおらかに受け止められるかだと私は思います。
今はそんな差別偏見と悪意のある発言をしている子でも、もう少し人生の歩みを進めたら社会的制裁にもなるような差別偏見、中傷を受けて大きな痛手を被るかもしれません。その前に学んでくれれば、その子も多様性を理解するかもしれませんし、あなた自身のことを理解してくれるかもしれません。

ですのでね、今はまだ社会の中ではなく、学生という社会の入り口の手前にあるところにいて、みんなが社会を学ぶ段階にあると思って、あまり気にせず、気楽に考えていてくださいね。
そのうち世の中がもっと大きな枠で動き出すかもしれません。LGBTのみならず、様々な差別・偏見の方向性が変わり、全然違う点での差別や偏見が横行するようになるかもしれませんし、一切なくなることはなくとも、縮小していくかもしれません。
どうであっても、自分自身のことは自分じゃなければ、当事者でなければ理解できませんから、寛容に、おおらかに、自分の生きたいように生きていけるよう、楽しんでくださいね。

参考までにどうぞ。